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投稿日時:2017/7/28

「歴史から学ぶ国土強靭化の精神」セミナ-

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 本日は、自由民主党国土強靭化推進本部本部長二階幹事長(和歌山県選出衆議院議員)主催によります、「歴史から学ぶ国土強靭化の精神」井澤弥惣兵衛~新田開発を支えた紀州流土木工法と情熱~としたセミナ-が開催1624-2-%e3%80%8c%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e3%81%8b%e3%82%89%e5%ad%a6%e3%81%b6%e5%9b%bd%e5%9c%9f%e5%bc%b7%e9%9d%ad%e5%8c%96%e3%81%ae%e7%b2%be%e7%a5%9e%e3%80%8d%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%ef%bc%8dされました。

 多数の参加者で二会場が一杯です。海南市長、井澤弥惣兵衛さんを知ろう会会長・子孫、県内衆参国会議員、県副知事他、さいたま市、見沼代用水土地改良区関係者、ほか県内土地改良区関係者等で一杯でした。

 本セミナ-の開催趣旨は、江戸時代中期の治水・農業土木技術者であった井澤弥惣兵衛は、出身地の紀州藩内における利水・土木工事をはじめ関東地方でも見沼の干拓、見沼代用水など数々の用水路の開削や新田開発の工事に係りました。井澤 弥惣兵衛の業績や人物像を学び、国土強靭化の重要性に対する認識を深めるためのセミナ-でした。1624-3-%e3%80%8c%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e3%81%8b%e3%82%89%e5%ad%a6%e3%81%b6%e5%9b%bd%e5%9c%9f%e5%bc%b7%e9%9d%ad%e5%8c%96%e3%81%ae%e7%b2%be%e7%a5%9e%e3%80%8d%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%ef%bc%8d

 井澤弥惣兵衛の経歴・功績は、享保の改革での新田開発により「米将軍」と呼ばれた八代将軍吉宗を支えた人物こそが井澤弥惣兵衛でした。また、井澤弥惣兵衛は紀州流と呼ばれる土木技術を駆使して近畿地方から関東甲信越地方にかけて14府1624-4-%e3%80%8c%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e3%81%8b%e3%82%89%e5%ad%a6%e3%81%b6%e5%9b%bd%e5%9c%9f%e5%bc%b7%e9%9d%ad%e5%8c%96%e3%81%ae%e7%b2%be%e7%a5%9e%e3%80%8d%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%ef%bc%8d県、12事業の数多くの河川改修や新田開発を成功させております。なお、当地域でも享保13年(1728)に開削された見沼代用水を始めその支川である黒沼笠原用水などにより、現在に至るまでその用水による恩恵を受けています。そして、井澤弥惣兵衛の墓は全国4ヶ所ありますが、その内の1ヶ所は、当市柴山の常福寺にあります。如何に彼が、昔から当地域の人々に尊敬され愛されていたかがわかると思います。

 セミナ-講師は、「井澤弥惣兵衛為永翁、和歌山での功績」として、井澤弥惣兵衛さんを知ろう会古畑武男副会長と、「東国における井澤弥惣兵衛為永翁の活躍」~見沼代用水開削を中心に~として,さいたま市史編さん青木義脩審議会委員、それから「紀州流工法から現代に受け継がれた農業土木技術」として、筑波大学名誉教授佐藤政良先生の三名の方の講演がおこなわれました。

 皆様からは、井澤弥惣兵衛為永翁の技術はとび抜けて高水準であり、また経営手腕は卓越しており合理主義に徹している。一方で共に働く者にやる気を起こさせるという人間性もありこれが弥惣兵衛の評価と伺いました。水害、災害が各地に発生しております。私達も、ますます強靭な国土を作りあげてまいらねばなりません。

  *その他 県高等学校野球大会決勝戦が行われ花咲徳榮高校が優勝しました。

    さかのぼりますと、春の浦和学園と花咲徳榮高校のそれぞれ別のチ-ムとの

        試合を見たときは、優勝は花咲徳榮と予想しましたが、はずれて浦学が優勝

        し浦学は関東大会まで制しました。しかし、総合力では花咲徳榮ではないか

        と予想していた夏は、花咲徳榮が優勝しましたので、予想が当たった気がし

        ています。この夏の両チ-ムの健闘は、素晴らしかったです。選手の皆様楽

        しい夏有難う。


この記事は 2017.7.28 に ブログ カテゴリに公開されました。 RSS 2.0 フィードで購読することができます。

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