投稿日時:2018/4/21
民生委員・児童委員協議会総会
本日は、白岡市民生委員・児童委員協議会の総会にご案内頂き、ありがとうございます。只今は、民生委員・児童委員協議会の総会が滞りなく終了致しましたこと、誠におめでとうございます。また、平素より白岡市民生委員・児童委員の皆様におかれましては、当市の福祉行政の推進にご支援とご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
さて、大正6年に岡山県において創設された民生委員制度は、昨年平成29年に制度創設100周年という大きな節目を迎えました。そして、平成30年度は、民生委員法制定から70周年を迎え、次なる100年に向けて新しい一歩を踏み出す年となっております。現在、我が国では社会や家庭の在り方が変化し、地域住民同士の繋がりが希薄化するなか、社会的孤立や生活困窮、子どもの貧困、虐待の増加など地域住民の抱える福祉課題や生活課題も多様化・深刻化しております。
また、東日本大震災以降も全国各地で地震や水害や土砂災害など自然災害が多発しており、地域における住民同士の支え合いの仕組みづくりの重要性が増しております。我が国の少子高齢化状況の中、高齢者の孤独死や児童への虐待などが問題とな
っており、私はこのような方々の安心と安全を確保するには、地域における見守りが大変重要であると考えております。「地域のつながり」や「家族のきずな」の希薄化が指摘されている現代においては、常に相手の立場に立ち親身になって相談や支援を行い、地域と行政を繋ぐ民生委員・児童委員の皆様の役割にますます期待が高まっているものと存じます。行政と致しましても、皆様との連携をより強化し、地域の福祉活動の充実に努めてまいる所存でございます。このような難しい社会情勢の中ではございますが、民生委員・児童委員の皆様におかれましては、地域に暮らす身近な相談相手として、地域住民が抱える福祉課題が解決できるよう、各行政機関をはじめ必要な支援へのパイプ役となり、地域福祉の要として今後ともご協力頂きますようお願い申し上げます。
さて、白岡市では、4月1日から新たに野口副市長を迎えまた行政組織につきましても大幅な改編を行いました。辞令交付者は、新採用職員、再任用職員含め212名です。また組織機構では、従来よりも1部3課増えております。主なものとしまして、教育委員会では、組織の充実強化を図るため、教育部を再編し学校教育部及び生涯学習部を設置致しました。また、拡大す児童福祉需要に対応するため、健康福祉部子育て支援課を子育て支援課及び保育課に再編致しました。そして、重点プロジェクトやシティプロモ-ションのさらなる推進を図るため、総合政策部企画政策課を企画政策課及び秘書広報課に再編致しました。
こうした新体制の下今年度も引き続き、「第5次白岡市総合振興計画基本構想」で位置付けた「3つの重点プロジェクト」に最優先で取り組んでまいります。1つ目の「まちのにぎわい創出プロジェクト」につきましては、白岡中学校周辺区域の有効な土地利用を推進し、この区域の「にぎわいの創出」を図ってまいります。2つ目の「地域活性化プロジェクト」につきましては、大山地域・菁莪地域の持つ特性や環境を生かして、両地域の活性化や生活利便性の向上を図ってまいります。3つ目の「白岡こども・ゆめ・みらいプロジェクト」につきましては、現役のアスリ-トなどが、夢に向かって努力することや仲間と協力することの大切さを子どもたちに伝える「夢の教室」や子どもたちがテ-マに基づきワ-クショップを実施する「白岡こども会議」、仕事に対する知見を深めるための「市内企業見学会」などを実施し、市の未来を担う子どもたちの夢や希望を応援してまいります。
また、白岡宮代線をはじめとした都市計画道路の着実な進捗や小中学校へのエアコンの設置、保育所の新設など、各事業を展開してまいりたいと存じます。さらに、10月に開館する生涯学習センタ-の整備やシティプロモ-ションなどにも積極的に取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、今後とも皆様の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。白岡市民生委員・児童委員協議会のますますのご発展と、本日ご参会の皆様のご健勝とご活躍をご祈念申し上げます。
*その他 市では、皿沼周辺区域の皆様に、将来の土地利用に関するアンケ-
ト調査を実施しました。 これらに関しまして、市内各所で、民間事業者が
地権者のお宅へ訪問し、開発事業に対する賛同書等の提出を求めているとの
情報が寄せられており、事業者の中には、県や市から依頼を受けたとの説明
行っているとのことですが、現状 で民間事業者の活動に一切関与し
ておりませんことを申し添えます。