投稿日時:2019/5/20
市商工会通常総代会
令和元年5月20日(月)
本日は、2019年度第58回白岡市商工会通常総代会にご案内頂きました。2019年度の事業方針などに関する議事が、円滑のうちに原案どおり可決されましたこと、お喜び申し上げます。また、感謝状を頂いた方には大変ご苦労さまでした。皆様におかれましては、日頃から白岡市の商工業の振興に多大なご理解・ご協力を頂き、心から感謝を申し上げる次第です。昨年度は、中心市街地活性化事業及び西部地域活性化事業として、わんぱく商店街や冬の蛍事業などに取り組んで頂き、また市の地域振興や交流人口の増加等にご貢献頂きましたことに重ねてお礼申し上げます。
国内の経済情勢に目を向けますと、米中の貿易摩擦や中国経済の減速により、景気動向指数の基調判断が「悪化」に引き下げられました。しかしながら、総合的な景気判断については、月例経済報告が待たれるところです。本年10月には、消費税率10パ-セントへの引き上げが予定されており、消費の低迷が懸念されます。国は、軽減税率制度の導入などの低所得者向けの対策、幼児教育・保育の無償化などの社会保障の充実策、公共事業の実施による国土強靭化対策等の経済対策を講じる予定とのことでございます。
市におきましても、非課税世帯や子育て世帯を対象に、市内の店舗で10月から使える割引率20%のプレミアム付き商品券の発行を予定しています。前回のプレミアム付き商品券発行の経験を踏まえ、市民の皆様が購入・利用しやすいよう体制を整えてまいる所存でございますので、商工会の皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
市の財政は、固定資産税の増収が見込まれる一方、高齢化による扶助費の増加や国による幼児教育・保育の無償化などの動向を踏まえますと、楽観できる状況ではありません。今年度市の主な重要施策と致しましては、都市計画道路(白岡駅西口線、白岡宮代線)の整備、白岡駅東部中央土地区画整理事業の着実な進捗や教育の充実、防災施策などを進めるほか白岡中学校周辺区域の有効な土地利用の推進を図ってまいります。また、障害者支援と致しまして、蓮田市、幸手市、宮代町、杉戸町との共同により白岡市に開設した「埼葛北地区基幹相談支援センタ-」を運営し、さらに篠津第三児童クラブの新設や、国の幼保無償化を見据えた待機児童問題などへの取組、子育て世代包括支援センタ-機能の拡充による妊娠期から出産・子育てに至るまでの切れ目ない支援など、安心して子育てができる環境づくりを推進してまいります。
今後もさらなる発展に向けて魅力あるまちづくりに取り組んでまいりますので、引き続き皆様の支援と協力を賜りますようお願い申し上げます。白岡市商工会のますますのご発展と皆様方のご活躍をご祈念申し上げます。