投稿日時:2019/10/1
白岡市行政区長会議
本日は、第3回白岡市行政区長会議を開催致しました。行政区長の皆様におかれましては、大変お忙しい中ご参集を賜り、ありがとうございました。9月5日に発生した台風15号は、8日から翌日9日にかけて関東地方では記録的な暴風により、千葉県を中心とした広い範囲で甚大な被害をもたらし、特に、千葉市、木更津市、君津市、袖ヶ浦市、富津市などで発生した大規模停電では、最大で約64万戸が停電となりました。
被災された自治体に各地から多くの人的、物的支援がなされているところですが、本市においても『災害時相互応援協定』を締結している君津市への支援を行いました。救援物資として、ブル-シ-ト、非常用水持出し袋、粉ミルクを含む備蓄食料などを支援し、また人的支援として、9月10日から20日までの11日間で延べ57名の職員を派遣し、主に給水活動を行いました。被災された皆様に心からお見舞を申し上げますとともに、一日も早く平穏な生活が戻りますようお祈り申し上げます。
本市と致ししましては、この度の台風被害や君津市への支援を通して得た経験を、本市における災害対応に生かしてまいります。明日10月からは、消費税率が10%に引き上げられるなど経済の大転換期を迎えておりますが、政府がすでに様々な経済対策を講じていることから景気への影響が少ないことを望むものです。
本市においても消費税率の引上げに伴う影響を緩和するため、非課税世帯や子育て世帯を対象に、市内の店舗で使える割引率20%のプレミアム付き商品券の先行販売を行いました。明日からは、市内5か所の郵便局で平日販売を行うとともに市役所庁舎において休日販売を実施してまいります。
一方、埼玉県に目を向けますと、4期16年の長きにわたり埼玉県政を牽引し続けた上田清司氏が8月で任期満了を迎えられました。数々のご功績に対して深く敬意を表す次第です。上田氏の勇退に伴う埼玉県知事選挙においては、参議院議員を9年間務められ、上田県政の継承を掲げた大野元裕氏が激戦を制して当選されました。大野新知事におかれましては、これまでの政治経験を生かして、今まで以上に埼玉県政の安定のために政策を実行して頂くことをご期待申し上げます。
市政においては、引き続き第5次総合振興計画の基本構想に位置付けた重点プロジェクトに鋭意取り組んでいるところでございます。また、今年度の重点施策に掲げている「白岡宮代線道路改良事業」については、東北自動車道を挟んでJR白岡駅側は橋脚の基礎工事が無事に終了して橋脚本体の築造を進めており、市役所側についても基礎工事に向けて順調に進捗しています。
そして、圏央道周辺に架設されていて、新白岡7・8・9区長より要請のありました一級河川備前堀川仮橋の整備も無事に終了し、9月議会定例会で市の道路として認定され開通したところです。特に久喜方面への利便性の向上につながるものと期待しています。
これらの重点プロジェクト及び重点施策等については、行政区長の皆様方をはじめ市民の皆様のご理解とご協力により、順調に進んでいるところでございます。皆様方に厚くお礼申し上げますと共に行政区長の皆様におかれましては、ますますご活躍されますことをご期待申し上げます。