投稿日時:2019/10/13
大型で非常に強い台風19号が上陸各地で大被害
12日の夕方から夜にかけて、東海沖を北上していた大型で非常に強い台風19号が上陸しました。東日本では、河川の氾濫や土砂災害により、各地で甚大な被害が生じております。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。気象庁は、一昨日の11日、伊豆半島を中心に犠牲者が1200人を超えた狩野川台風(1958年)に匹敵する恐れがあると、臨時記者会見を開きました。
市では、関係部課及び関係機関等から情報を収集し、早めに自主避難所の開設を決めたほか公共施設の臨時休館などを決め、ホ-ムペ-ジ等で台風への備えへの注意を促してきたところです。また、その他にも職員に対して台風に備えた体制を整え、バリケ-ドや土のうといった道路冠水への準備や毛布等といった自主避難所の準備などを致しました。
12日には、50年に一度の雨量が予想される大雨特別警報が、2013年に運用を開始してから初めて県内で発令されました。この日予定されていた行事や事業が全て中止となったこともあり、私も着替え等を持参して庁舎に向かいました。市内の状況を確認しに行くと、いつも週末は賑わっている商業施設などは閉まり、窓に養生テ-プが張られている住宅もみられました。
市では、災害対策本部を開設し職員には引き続き情報収集に当たらせるとともに、自主避難所の運営や道路冠水等のへの対応、被害状況の確認、ホ-ムペ-ジの更新など交代で対応するように指示しました。また、市内6か所に避難所を設置し職員が対応しました。災害対策本部では、そのほか国、県より深夜・早朝時に利根川と元荒川の氾濫危険水位を超える予測の情報の受理、その深夜時の市民えの情報提供の是非と緊迫した判断もありました。なお、自衛隊員2名も来て頂きました。避難された方は、108名でしたが13日の午前8時には皆さんが帰宅されました。台風は、8月と9月に発生するイメ-ジがありますが、ここ数年は10月の発生頻度が上がっているようです。今年も大気の温度が高く海面水温も高いようですので、引き続き台風に備えてまいります。