投稿日時:2011/10/5
蓮田市白岡町衛生組合議会視察研修に参加(10月5日)
近年、地球温暖化防止のためCO2排出抑制、削減が世界的に急務になっています。
今回は、マテリアルリサイクルとサ-マルリサイクルを導入している先進地の木質バイオマス複合型リサイクル施設を視察研修することでした。
ここの、ポイントは、二つの隣接するリサイクル施設を結び、木質系バイオマスの最適なリサイクルシステムを実現しています。
視察地:茨城県ひたちなか市高野字大房地1967番地2
視察先:勝田環境株式会社
特 徴:マテリアルリサイクル=伐採木材、剪定木くず、解体木くず、根かぶ等の廃棄物を破砕し、木材チップに再生する。処理能力370t/日
視察地:茨城県ひたちなか市高野1974番地1
視察先:株式会社バイオパワ-勝田
会社設立:平成15年8月4日、事業費19億円、うち補助金4億円
特 徴:サ-マルリサイクル=木質バイオマス発電所です。当発電所は、全量木質バイオマス(木くずチップ150T/日)を利用した発電所であり、自然エネルギ-を利用して電気を造ります。施設の能力は発電端4,900KW、送電端4,100KWです。
【感 想】
私は、今回の福島第一原子力発電所の事故を目の当たりにし、新エネルギーの開発の必要性を実感しております。
今回、視察研修に参加し、木くず端材などの私たちの身近にある原料を再生産して、環境にやさしい新エネルギーとして活用するお話を伺いました。是非、こうした研究が進められ、未来へ人と自然、そして、地球に思いやりのある自然エネルギーが広く活用されることを願っております。