投稿日時:2019/12/8
じんけんふれあいコンサート
本日は、「じんけんふれあいコンサート」を開催致しました。師走を迎えて何かとお忙しい中たくさんの方々にご参加頂き、ありがとうございました。「人権」は、人が人として幸せな一生を送るために、誰もが等しく持っている権利でありいかなる場合においても尊重されるべきものです。しかしながら残念なことに、今もなお子どもや高齢者また女性などに対する虐待・暴力事件、いじめの問題などが毎日のようにテレビや新聞等で報道されています。私は、人権を守るためには、社会全体で取り組むことが重要であると考えています。
そこで本日は、誰にでもおこり得る人権問題について考えて頂くために、市内の小・中学生5名による人権作文の発表をお聞き頂きました。また、「ウ-ロン亭ちゃ太郎」さんをお迎えして「オペラと落語の中の人権」と題したコンサ-トを開催して頂きました。ご来場の皆様におかれましては、本日の「じんけんふれあいコンサ-ト」を、様々な人権問題を考えるきっかけとして頂ければ幸いです。
さて、今年は、天皇陛下の御即位や改元としての一連の国事行為また消費税率の引上げなど、暮らしを取り巻く環境が大きく変わる市民の皆様の関心事がたくさんありました。また、9月の台風15号、10月の台風19号と台風21号への対応には、職員全員であたりました。台風15号では、君津市への職員の派遣、物的支援などをおこなうことができました。また、台風19号の市内総雨量は229.5ミリメ-トル、市は初の自主避難所の設置や一級河川の氾濫予測など緊張の連続でした。市内は道路等に冠水がございましたが、大災害には至りませんでした。これまで進めてきましたまちづくりによるものと、市民の皆様、教育学校関係者、警察、自衛隊、区長、自主防災会の皆様にはご協力を頂き、誠にありがとうございました。
いよいよ来年は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。オリンピック・パラリンピックは、人権とは少し違う面があるかとは思いますが、全人類が参加できる世紀の祭典です。白岡市では、東京2020パラリンピック聖火リレ-の招致について埼玉県へ要望していましたが、来年8月20日に「埼玉の聖火」として、白岡市がリレ-ル-トの通過市町の一つに選ばれたとの発表がありました。これまでの要望活動の成果が実を結び、大変うれしく思っております。多くの市民の皆様、特に将来を担う子どもたちに、夢と希望を与えられる記憶に残る聖火リレ-にしたいと考えています。ご参会の皆様のご健勝をご祈念申し上げます。