投稿日時:2019/12/28
令和元年仕事納め
今日は、令和元年の仕事納めでしたので、職員とともに一年の仕事を振り返りました。市の業務というものは、間違いがなくて当たり前と思われている窓口業務、根気のいる相談業務や交渉業務などはっきりとした成果が見えてこないものも多くありますが、「このような仕事の一つひとつが市民の皆様からの貴重な税金を使って行った成果であり、私たちの汗の結晶である」そう思いますと思わず胸が熱くなる思いです。
さて、今年一年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」は、1位が令和の「令」、2位は「新」、3位は令和の「和」でした。およそ200年ぶりとなる皇位継承が行われた歴史的な節目である今年は、天皇陛下の御即位や改元などにより、多くの皆様が新時代の幕開けを感じまた明るい未来への期待を共有したことと思います。ちなみに、昨年の漢字であった「災」は、今年も5位に選ばれています。相次ぐ台風や豪雨により今年も多くの自然災害が各地で発生致しましたが、幸い白岡市では、自然災害等による大きな被害は発生致しませんでした。これは、防災環境向上のために都市基盤を整備してきた先人たちの努力や災害時体制の強化など、「災害に強いまちづくり」に取り組んできた成果であると思っています。来年こそは、災害による被害のない明るい年になることを願いつつ、防災と減災に向けてさらなる対策を講じてまいります。
市政においては、今年も引き続き総合振興計画基本構想に位置づけた3つの重点プロジェクトに取り組みました。また、3月には白岡市が将来的に発展していくため、白岡中学校周辺区域の都市的土地利用実現への第一歩として、白岡中学校周辺区域土地利用協議会と白岡市と事業化検討パ-トナ-の3者で白岡中学校周辺区域のまちづくりの事業化に関する協定を締結しました。
6月には、東洋経済新報社が発行する「都市デ-タパック2019版住みよさランキング」において白岡市が埼玉県で5位になり、各分野の政策をバランスよく行ってきたこれまでのまちづくりが一定の評価を得たものであると、とてもうれしく誇らしく思っています。
9月と10月は、相次ぐ台風により自然の恐ろしさを改めて痛感したところです。9月に上陸した台風15号により、災害時相互応援協定を締結している千葉県君津市が被災したため、ブル-シ-トや水持出袋、非常用食料などの提供を行いまた人的支援として職員延べ57名を派遣し、現地での給水活動などを行いました。10月には、大型の台風19号の記録的な豪雨により、各地で河川の氾濫や土砂災害などによる被害が発生し、市では市民の皆様の安全のため、12日に災害対策本部を開設するとともに自主避難所の運営や被害確認のため、職員が交代で対応致しました。
更に、都市計画道路白岡宮代線の東北自動車道を挟んでJR白岡駅側は、橋脚本体の築造が終了致しました。市役所側につきましても、基礎工事が終わり年明けから橋脚の築造に入るなど、順調に進捗しているところです。来年、開催される東京2020オリンピック・パラリンピックにおけるパラリンピック聖火リレ-の通過市として、白岡市が選ばれました。多くの市民の皆様、特に将来を担う子ども達に、感動と夢を与える記憶に残る聖火リレ-にしたいと考えています。以上について、主に庁内職員に挨拶をし、他に13か所に年末の挨拶を行いました。来年も引き続き市政運営にご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。