投稿日時:2013/12/8
公開講演会に招かれました
平成25年12月7日(土)
師走の第一土曜日、市役所西側の庭は、銀杏の木の葉が黄金のじゅうたんを引いたような見事な光景です。本日は、はぴすしらおかにおいて、公益社団法人埼玉県宅地建物取引業協会埼葛支部主催によによります講演会にお招き頂きました。講演内容は、第1部白岡市の現状と将来展望について、第2部は防犯振り込め詐欺防止についてであります。第1部は、白岡市長の小島卓が、第2部は、久喜警察署の方が講演しました。
私は、次のような趣旨の話しを致しました。昨年10月1日に白岡市が単独で市制を施行したこと、当市が他市長村に誇れるまず第一としてあげられるのは、市民の皆さんに良識があり、また市政に対して深い理解があることを話しました。
また、近年におきましても当市には様々な美風があります、それはまず刑法犯の認知件数において、県内の40市の中では、三番目に少なくなっており当市の安心安全なまちづくりの一端が垣間見えることです。個人住民税の納税率が県内の市において第3位であること、国民年金の納付率も東部地区14自治体の中で第一位でありこと、これは当市の市民の皆さんの民度の高さを表していると感じることです。さらには、先般東洋経済が公表した「住みよさランキング2013」の東日本編で、当市が17位で県内では2位にランクされており、他の自治体と比べても当市のポテンシャルの高さが認められたものであると考えていると話をました。
次に、我が国の社会・経済状況について話しをしました。次に、当市の人口と急激な高齢化率の推移予測、急増する社会保障関連費の推移、市税総額の推移予測、地方債残高の状況、基金の状況等を話し、これらの対策として、平成23年度から「第2次改革推進プログラム」による行財政改革の推進、長期的安定財源の確保を目指す白岡西部産業団地の整備と優良企業誘致による税収増加と雇用の創出をはかる事が必須であると話しました。
次に、私のマニフェスト・公約に掲げた8つの基本政策、いわゆる(白岡市の未来を拓く8つの戦略)の取り組み状況について話しました。1つ目は学び楽しむ文化未来都市の実現、2つ目は新市の基盤整備、3つ目は子育て支援と母子保健医療体制の強化、4つ目は自立と協働のまちづくり、5つ目は産業活力増進、6つ目は防災・減災に優れた安心・安全のまちづくり、7つ目は省エネと環境にやさしいまちづくり、8つ目は教育環境支援と強化について、話しました。マニフェストの進捗のスピ-ドには、財源等との兼ねあいで差がでますが、これからも市民の皆様が安心安全に日々を健やかに過ごすことができるような、まちづくりを公約実現にあわせ全力で取り組んでまいりますと話しました。
新しいまちづくりとしまして、ただいま申し上げました白岡市の未来を拓く8つの戦略を元に、特に当市の最優先の施策として取り組んでおりますのが、「弱者に優しい地域公共交通の実現」と「図書館機能を持ち、新市のシンボルとなる生涯学習拠点施設の新設」、さらにはマニフェストには直接掲げてはおりませんが、新たな土地利用につきまして最優先で取り組んで参りますと話しました。
今後も、新しいまちづくりの先頭に立ち、白岡市の礎を築いていき、そして市民皆様が白岡市に住み続けたい、白岡市に住んでみたい、と言って頂けるまちづくりを進めてまいります。そのため、白岡市議会12月定例会に「白岡市シティプロモ-ション戦略」策定のための議案を上程しております。
この、「白岡市シティプロモ-ション戦略」は、人がいるからこそ、その市の活力が生まれ、市が活性化し元気になってまいります。そして、企業の進出を促し、交流人口を増やし、定住人口の増加に繋げていきたいと考えております。そのためにも、白岡市を知って頂き、魅力を感じ取って頂き、訪れ、そして住んで頂くことが必要であります。
これまで、縷々申し上げてまいりました当市の強み、魅力を最大限活用し、発信していくことはむろんのこと、今まで気がつかなかった当市の地域資源をはじめとする魅力を発掘し創造してまいります。そして、当市の魅力を市外に発信するとともに、白岡市民の皆さんにも、お一人お一人が市のスポ-クスマンであるというお気持ちを持っていただき、市のよいところ市の魅力発信にお力を貸していただきたいと考えております。そのための、魅力発信を始め各施策を実現するための計画として網羅したものが、「白岡市シティプロモ-ション戦略」でありまとお話しました。
私にとって初めての公開講演会も、支援していただいた方の協力で無事終了しほっとした気持ちになりました週末です。