投稿日時:2018/1/26
大残雪の水曜日・大渋滞
本日は、昨日降った雪との知恵比べのようになりましたが、残念ながら雪の多さに閉口した一日となりました。まずは、出勤しその後、見沼代用水土地改良区理事会に出席致しました。この時は、交通渋滞にはまきこまれませんでした。理事会の議題は、第74回通常総代会の招集期日及び提出議案についてなどが主なものでした。
次は、東京にまいり第10回B&G全国サミットに参加するべくスタ-トしました。公益財団法人B&G財団では、毎年全国の海洋センタ-が所在している各自治体の市町村長をはじめ、副市長や教育長などが参加する「B&G全国サミット」が開催されております。本日は、10回目となる「B&G全国サミット」に参加すべく、久喜インタ-から東北道に入りましてが一昨日の雪の影響で首都高に入れませんので、岩槻インタ-で降りまして後は一般道を川口までまいりましたが、この間要した時間は2時間10分でしたので東京の会議にはとても間に合いませんので、事情を話まして戻ってまいりました。22日の大雪の影響により都心の高速道路などの交通機関の乱れは、予想以上に今日も続きました。この「B&G全国サミット」は、B&G財団と自治体また自治体相互での情報を共有し、未来を担う子ども達の健全育成をはじめ地域の活性化・発展を目指し、連携を強化するための会議でございます。なお、白岡市は、今回も利用者数と管理面等が評価されまして最高の特Aを獲得し表彰されました。
なんとなく空しいままに庁舎に戻りまして、今度は気持ちを切り替えてから、白岡市農業委員会新年会に参りまして挨拶を致しました。白岡市農業委員会は、昨年の改正農業委員会法の施行により、農業委員と農地利用最適正化推進委員で構成する新たな体制となりましたが、皆様方には日頃から当市の農業政策に格別のご支援とご協力を頂き、厚くお礼申し上げます。我が国の農業を取り巻く環境は、農業従事者の高齢化や相続等による農業離れが加速し、農業経営は、依然厳しい状況でございます。白岡市におきましては農業振興のため、農地の集約化による経営規模の拡大や後継者の育成また新規就農者の支援などを進め、持続可能な農業経営に向けて取り組んでいるところです。委員の皆様には、担い手への農地の利用集積や集約化、また耕作放棄地の発生防止・解消などにご尽力頂いているところであります。
さて、我が国の景気は、緩やかに回復していくことが期待されております。正月のデパ-トなども大変高価な物も含めまして売り上げが伸びているとのことであります。これらは、日米の年初来の株式市場が活況を呈しておりますことも関連があるものと思われます。本日の東証株価の終値は、23,940円と高値を付けほぼ26年ぶりの高値が続いでおります。さらに、国内総生産(GDP)は7四半期連続のプラス成長を記録し、県内有効求人倍率は1.47倍となり、雇用情勢は着実に改善が進んでおります。なお、当市は、29年度は20名の職員を採用致したところですが、30年度は先般15名の新採用者を内定したところ、ここにきまして辞退者が複数でましたことから、新採用者の再募集を行うこととした次第です。
これらのことから、先行き私共の足元まで景気の拡大が浸透し就労の改善がされるよう、政府が次の一手をくりだすことに大きく期待するものであります。22日には、196回通常国会が召集されまして、平成30年度当初予算規模は97兆7千100億円の予算規模となるとのことであります。政府においては、一億総活躍社会の実現と人生百年時代を見据えた経済社会のあり方を実現するため、幼児教育や高等教育の無償化や介護の処遇改善など、幅広い世代が安心して活できる制度を改革する「人づくり革命」が掲げられました。地方自治体にとっても、人づくりは喫緊の課題です。本市においても、引き続き活力ある地域社会を維持していくために、シニア世代などが生き生きと活躍できる仕組みづくりや子どもたちが将来に向けて大きな夢や希望を抱くことができる取り組みを進めてまいります。
さて、本市では、市役所のとなりに建設中でございます「生涯学習センター」の工事が着々と進んでおり、昨年末には外壁材の取付作業が完了したところでございます。今年10月のオ-プンに向け、現在も整備を進めております。その他、市では、重点プロジェクトである「まちのにぎわい創出プロジェクト」、これは白岡中学校周辺の土地利用の在り方につきまして、地権者会の皆様に協議を進めて頂いております。「地域活性化プロジェクト」、これは、菁莪地区大山地区の活性化に向けた取り組みを、只今、慶応義塾大学の先生と生徒そして各地区の代表計60名規模による地域再生策の検討を頂いておるところです。「白岡こども・ゆめ・みらいプロジェクト」、これは日本サッカ-協会と提携しましたなかでの勉学と実技そして小・中・高校生選抜によるまちづくりの提言等に引き続き取り組んでおりますが、2年目となる今年は事業を軌道に乗せるための大変重要な年でございます。
いま、白岡市を知ろう、知りたい、進出するという企業や皆様が確実に増えてきているということを肌で感じております。現に、白岡工業団地内に、大手不動産100%出資の4階建約6千500坪敷地に流通施設を備える某企業の進出が決定しましたこともとても明るい出来事であります。今年も、白岡市農業委員会のますますのご発展と皆様方のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げます。