投稿日時:2013/7/31
東部犯罪被害者支援「県民のつどい」を開催
東部犯罪被害者支援「県民のつどい」に白岡市長として、また久喜市・白岡市犯罪被害者支援推進協議会副会長として参画しました。
県内における犯罪件数は減少傾向にあるものの、誠に残念ながら悲惨な事件や事故は無くなっておりません。ひとたび事件や事故に巻き込まれますと、被害者やその家族・遺族は、テレビや新聞で報じられる直接的な被害だけでなく、住まい、仕事、教育など日々の生活において様々な問題を突き付けられることとなります。心の被害もまた深刻です。
犯罪被害は、いつどこで誰に降りかかるか分かりません。「安心で安全なまちづくり」のため、引き続き犯罪や交通事故の防止に取り組んでいくことは無論ですが、犯罪被害に巻き込まれた方々が、再び平穏な生活を営むことができるよう支援していくことが重要です。
この度は、多くの皆様に被害者支援について知っていただきたく県内唯一被害者支援に携わっている公益社団法人の埼玉犯罪被害者支援援助センタ—や久喜東中学校の皆様のご協力を頂き、隣接の幸手市、宮代町、杉戸町そしてそれらの所轄の警察署のご賛同もいただきまして開催の運びとなりました。
本日の催しは、第1部・基調講演では、交通事故被害者遺族町田久美子氏によります「命の大切さと被害者支援について」、第2部はアトラクション・ブラスバンド演奏会を久喜市立久喜東中学校生徒による迫力一杯の演奏を、第3部はパネルディスカッション「私たちに出来ること」を催しました。開催を通じ、犯罪被害者支援に関する理解を一層深め、あらためて「命の大切さ」を実感し、自分自身がそれぞれどのような支援ができるかを考えるよい契機となりました。