投稿日時:2019/10/6
白岡市総合防災訓練
本日は、白岡市災害対策本部長として白岡市総合防災訓練を開催しました。
大山小学校の学区内の皆様に様々な訓練を参加体験して頂きました。訓練にご参加頂いた皆様、自主防災組織の役員の皆様、白岡消防署の皆様、消防団の皆様、陸上自衛隊の皆様、イツモ防災インストラクタ-の皆様、NPO法人キャンパの皆様、その他多くの皆さんのご協力により訓練が円滑に進められ、無事終了できましたことに厚くお礼申し上げます。
今年も、日本各地で災害が頻発しています。9月19日に発生した台風17号は、突風などの影響により九州地方を中心に多くの被害をもたらし、また9月5日に発生した台風15号は、記録的な暴風により、千葉県を中心とした広い範囲で甚大な被害をもたらしました。本市では、災害時相互応援協定を締結している千葉県君津市から支援要請を受け、ブル-シ-ト、非常用水持出袋、非常用食料などを提供し、また人的支援として、9月10日から20日までの11日間で延べ57名の職員を派遣して主に給水活動を行いました。
本市では大きな被害は発生しておりませんが、あらためて自然災害の脅威を認識したところです。災害対策では、市役所や消防、警察、自衛隊などによる「公助」がありますが、過去の災害の教訓では「自分の身は自分で守る」という『自助』、「自分たちの地域は自分たちの地域で守る」という『共助』が大変大きな力になるものです。訓練は限られた時間ではありましたが、皆様が熱心に訓練に取り組む姿勢を拝見し、防災に対する意識を高めていただけたものと思っています。
訓練を通じて災害に対する備えや心構え、「自助」、「共助」について考えるきっかけにして頂き、また学んだことを家族で共有して頂くことで地域の防災力が高まるものと思います。近年は自然災害が頻発しておりますが、日本列島はその地理的条件から、地震や風水害などの災害を避けて通ることができません。災害時において重要なことは、皆さんお一人おひとりの力そして地域の力です市と致しましても、引き続き防災対策に取り組んでまいりますので、皆様におかれましてもこの訓練を契機に、ぜひ家庭や地域の災害に対する備えをお願い致します。