投稿日時:2019/9/14
白岡市農業振興審議会
令和元年9月13日(金)
本日は、令和元年度第1回白岡市農業振興審議会を開催致しました。委員の皆様におかれましては、日頃から、市政運営に特段のご支援とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。また、委嘱を快くお引き受け頂きました委員の皆様に重ねてお礼申し上げます。
さて、9月8日の深夜から9日の明け方にかけて、大型で強い台風15号が関東圏を襲いました。風雨ともに強かったものの、比較的短時間で通過したことまた東寄りを通過したことから、市内での被害は大きくなかったことに安堵しています。しかしながら、千葉県内では被害が甚大であり一部の地域では停電や断水が続いており、白岡市と災害時相互応援協定を締結している君津市においても大きな被害が発生しています。
市では、君津市に対して9月10日に飲料水(500ミリリットルペットボトル)5,256本、粉ミルク1,000食、ブルシート500枚、非常用飲料水持ち出し袋4,900袋を、11日には缶入りパンやアルファ米などの非常用食料を約2,500食、土のう袋8,000枚、1,000リットルの給水タンクを2基、提供したところでございます。また、支援職員として10日から今日まで23名を派遣し、さらに明日から月曜日まで泊り込みで支援にあたる職員を2名派遣致します。収穫の時期を迎える農作物についても心配されますが、被災された皆様に一日も早く日常の生活が戻ることをお祈り申し上げます。
さて、農業は、食料を生産し供給するだけではなく、地球温暖化の抑制や景観・自然環境の保全など多面的な機能を有していることから、市と致しましては、農業の持続的な発展とその基盤である営農環境の保全を図る必要があると考えています。農地は、農業生産の基礎的な資源です。無秩序な開発は、周辺の営農環境に悪影響を及ぼし、効率的な営農を阻害することから国や県では様々な規制を行っています。市においても、昭和48年度に農業振興地域整備計画により農用地区域を指定し、市内の優良農地の確保を図っています。本審議会において、委員の皆様にはそれぞれの見地から、この農業振興地域に関する事項についてご審議頂きました。
さて、元号が「令和」と改まり、白岡市も市制施行から7年目を迎えました。皆様のお陰をもちまして、ただいま市制が順調に進展しているものと認識しております。白岡市も心機一転、新たなステージにステップアップしてまいります。折りしも、東洋経済新報社が発行している「都市データパック2019年版」住みよさランキングが発表され、白岡市は埼玉県ではふじみ野市、さいたま市、東松山市、本庄市に次いで5位になりました。このランキングは、様々な分野の公的な統計を使って、安心度、利便度、快適度、富裕度の4つのカテゴリーから総合的に評価し、「都市力」を明らかにしたものです。市制施行以来、白岡市は埼玉県内で上位に位置しつづけており、これまでの白岡市のまちづくりが一定の評価を得たものであるととてもうれしく思っております。今後も、皆様とともに魅力ある住みよいまちづくりを進めてまいる所存でございますので、引き続き皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。