投稿日時:2018/4/29
野牛文化財愛護会総会・研修会
本日は、平成30年度野牛文化財愛護会の総会及び研修会にお招きを頂まして、誠にありがとうございます。野牛文化財愛護会におかれましては、大久保要夫会長のリ-ダ-シップのもと、地元と大変関係の深い新井白石公縁の文化財に関する調査や研修会等を活発に実施されていると伺っております。これらの活動をされております皆様に心から敬意を表する次第でございます。
本市におきましても、昨年の3月に竣工致しました都市公園の名称を地元の皆様のご要望を踏まえ、「白石様堀公園」と命名し野牛と新井白石公の顕彰に努めているところでございます。また、今年の10月に開館予定でございます生涯学習センタ-[こもれびの森]内の歴史資料展示室においても、本市の近世史を紐解くうえで欠かすことのできない重要な文化財として、新井白石公に関わる資料を展示し普及公開に努めてまいる所存でございます。本日は、本市文化財保護委員会の林貴史先生によります「安政の地震と観福寺宝篋印塔」をテ-マとした講演会が開催されると伺っております。
さて、白岡市では、4月1日から新たに野口副市長を迎えまた行政組織につきましても大幅な改編を行いました。まず、教育委員会では、組織の充実強化を図るため、教育部を再編し学校教育部及び生涯学習部を設置致しました。また、拡大する児童福祉需要に対応するため、健康福祉部子育て支援課を子育て支援課及び保育課に再編致しました。そして、重点プロジェクトやシティプロモ-ションのさらなる推進を図るため、総合政策部企画政策課を企画政策課及び秘書広報課に再編致しました。
こうした新体制の下、今年度も引き続き「第5次白岡市総合振興計画基本構想」で位置付けた「3つの重点プロジェクト」に最優先で取り組んでまいります。1つ目の「まちのにぎわい創出プロジェクト」につきましては、白岡中学校周辺区域の有効な土地利用を推進し、この区域の「にぎわいの創出」を図ってまいります。2つ目の「地域活性化プロジェクト」につきましては、大山地域・菁莪地域の持つ特性や環境を生かして、両地域の活性化や生活利便性の向上を図ってまいります。3つ目の「白岡こども・ゆめ・みらいプロジェクト」につきましては、現役のアスリ-トなどが夢に向かって努力することや仲間と協力することの大切さを子どもたちに伝える「夢の教室」や、子どもたちがテ-マに基づきワ-クショップを実施する「白岡こども会議」、仕事に対する知見を深めるための「市内企業見学会」などを実施し、市の未来を担う子どもたちの夢や希望を応援してまいります。
また、白岡宮代線をはじめとした都市計画道路の着実な進捗や小中学校へのエアコンの設置、保育所の新設など、各事業を展開してまいりたいと存じす。さらに、10月に開館する生涯学習センタ-の整備やシティプロモ-ションなどにも積極的に取り組んでまいります。本市の魅力や強みを最大限に活用し、全国に誇れるまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、今後とも皆様の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。野牛文化財愛護会のますますのご発展とご参会の皆様方のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。