投稿日時:2016/4/4
小久喜ささら獅子舞奉納祭典
平成28年4月3日(日)
本日は、白岡市指定文化財でございます「小久喜ささら獅子舞」の奉納祭典にお招き頂きました。奉納舞は、久伊豆神社の桜が満開のなか小・中学生も多く参加され、五部に分かれて行われたため沢山の人出となりました。
この「小久喜ささら獅子舞」につきましては、「小久喜の地へ文政年間にさいたま市深作から伝えられたと言われている大変伝統ある民俗芸能であります。白岡市の歴史や文化を語る上で欠かすことの出来ない宝物であることから、「白岡市指定文化財第1号」に指定されているところであります。
このような、かけがえのない伝統芸能が今日に至るまで継承され続けていることは、「小久喜ささら獅子舞保存会」の皆様を始めとする地域の皆様方の多大なるご尽力の賜物であり、 心から感謝申し上げる次第です。
私は、常々市民の皆様方が、郷土の歴史、文化、芸術などへの理解を深め、郷土意識を醸成されることにより豊かな人間関係を育んで頂くことが、まちづくりを進める上で、極めて重要なことであると考えております。今後も、豊かな感性や創造力を引き出すことのできる、文化・芸術の振興に努めてまいりたいと存じます。
その政策の一環として、現在整備を進めています「図書館機能を有した生涯学習施設」におきましては、市民共有の貴重な文化材の保存と活用を図る展示施設を設けることとしています。この新たな施設を拠点として、今後も引き続き、地域の歴史や伝統の保存・継承を支援してまいりたいと存じますので、皆様方のご協力をお願い申し上げます。
「小久喜ささら獅子舞」が末永く後世に継承されますことと、「小久喜ささら獅子舞保存会」を始めとする地域の皆様方のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。