投稿日時:2017/5/20
自主防災組織連絡協議会総会
本日は、白岡市自主防災組織連絡協議会総会にご案内を頂まして、誠にありがとうございます。27団体になります自主防災組織連絡協議会の皆様方におかれましては、日ごろから地域における防災訓練の実施や防災備品の整備などに積極的に取り組んで頂くとともに、地域の方々の防災意識の向上にご尽力頂き、厚くお礼を申し上げる次第でございます。
さて、昨年4月には2度の震度7を記録した熊本地震や10月には震度6弱の鳥取県中部地震と、大きな地震が相次いで発生しました。どちらも比較的地震が少ないと言われていた地域でありましたので、大地震はまさに日本全国いつどこで発生してもおかしくないということを再認識したところでございます。従って、市の地震対策をしっかりと推進していく所存でございます。
本市におきましては、これまでも安心安全のまちづくりに積極的に取り組んできたところでございますが、大規模な災害が発生いたしますと市役所や消防、警察、自衛隊などいわゆる「公助」には、残念ながら限界があるということを申し上げなければなりません。また、阪神・淡路大震災では、救出された人の8割が隣近所の人に助けられたと言われております。隣近所同士の助け合い、いわゆる「共助」が災害時に命を守るために大変大きな力になるものでございます。
皆様方におかれましては、白岡市の地域の防災力の要として、普段から災害に対する心構えと地域ぐるみの対策を備えて頂き、大変ありがたく感じているところでございます。私と致しましては、今年度も引き続き災害に強いまちづくりと安心安全な市民生活の実現に努めてまいりますので、ご支援を賜りますよう改めてお願い申し上げます。
さて、今年度、白岡市は、単独市制施行から5周年を迎えます。これを記念して、式典や冠事業、市のPR事業、各団体等との協賛事業等を開催していく予定でございます。また、第5次総合振興計画基本構想の中で位置づけた3つの重点プロジェクト、「まちのにぎわい創出プロジェクト」、「地域活性化プロジェクト」、「白岡こども・ゆめ・みらいプロジェクト」を推進し、市の重要課題に重点的に取り組んでまいります。
本市が多くの人から住んでみたい、住み続けたいと思われるようまちづくりを進めてまいりますので、今後とも皆様の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。白岡市自主防災組織連絡協議会の益々のご発展と、ご参会の皆様方のご健勝とご活躍をご祈念申し上げます。