投稿日時:2012/3/4
白岡トマト出荷協議会に出席
白岡トマト組合出荷協議会にお招き頂きました。当組合は、大高馨組合長を中心に少数精鋭によりまして「白岡の太陽」の愛称で親しまれている白岡町の特産品トマトの生産と出荷にご尽力頂いており、心から感謝申し上げます。
当日は、先ず目揃会がおこなわれ、昨年9月上・中旬に生殖した苗は12月上旬はあたたかかったが、それ以降は低温の影響で肥大し着色はおくれているが生育は概ね順調でした。しかし、重油の使用は約3割も多くなり、生産費は高くなりましたが食味は概ね良好でした。
次に、冬春とまとの販売情勢については、現在の主な出荷産地は熊本・栃木・愛知県が多く東京都中央卸売市場の12月から今日までの入荷量と価格推移によると、入荷は少ないものの価格はかなり上昇しているとのことです。
また、当町のトマトの出荷量は少ないものの価格は良く、出足は好調でありトマト組合の皆様が丹精込めた白岡のトマトは、このまま5月上旬頃まで順調に出荷出来ること願うものです。
昨今では、農業従事者の高齢化や兼業化の進行に伴う農業の担い手の減少や耕作放棄地の増加、また更なる流通効率化等の問題が顕在化しております。町といたしましても、農業生産・経営の基礎的な資源である農地が優良な状態で確保され、有効利用が図られるよう支援するとともに、町の立地性を活かした都市近郊農業を確立し農業経営の安定化が図られるよう、最大限の努力をしてまいります。
どうか、皆様方には今後とも町政進展のために、より一層のご協力とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。