投稿日時:2014/10/13
第76回全国都市問題会議・高知市2
全国都市問題会議2日目は、「都市と新たなコミュニティ~地域・住民の多様性を活かしたまちづくり~」と題し、パネルディスカッションが行われました。
先進自治体の市長や福祉団体の代表者「釜石の奇跡」で知られる片田敏孝群馬大学教授がパネリストになり、テーマに沿いそれぞれの立場からの発言を聞かせていただきました。
コミュニティのあり方は、その必要性の裏側で様々な課題を抱えております。特に「地域と防災」、「地域と福祉」など、首都直下型地震や超高齢化社会が切迫している状況では、コミュニティの強化による施策は喫緊の課題です。今後とも地域との連携を深めたまちづくりをしていかなければと改めて感じました。
パネルディスカッション終了後、閉会式となり次期開催市である加藤久夫長野市長の挨拶と後藤・安田記念東京都市研究所の新藤宗幸理事長の閉会挨拶で終了となりました。
閉会式終了後、高知市主催の行政視察に参加しました。市内にある五台山展望台から市街地を望みながら、高知市防災担当職員から昭和南海地震(昭和21年)の津波被害の状況の説明を受け、また海辺の市街地では南海トラフ地震に備えて新設された高知県最大規模の津波避難タワー等を視察し、高知龍馬空港から帰路につきました。
全国都市問題会議は、白岡市にとって初めての参加でしたが、大変充実した2日間となりました。会議で得たものを活かし、更なるまちづくりに取り組んでまいります。