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投稿日時:2015/8/18

お施餓鬼を山門で行いました

平成27年8月17日(月)

   高岩・浄土宗忠恩寺において、お施餓鬼を山門で行いました。当寺は、徳川家から代々禄高を頂いております御朱印寺で、由緒ある浄土宗の寺院であります。忠恩寺では、長年懸案でありました本堂建設が檀家各位のご理解により建設に向け工事が先週より開始されたため、異例の措置としまして山門周囲において、お施餓鬼を行いました。

 忠恩寺の本堂は、私が中学3年生の夏の課外授業を受けていたその時間帯に、落雷により全焼してしまいました。それ以来、現在までの忠恩寺の本堂は、祖地区より頂戴した本堂を使わして頂きつつこの間、檀家各位はじめ関係者は何十年来懸命に本堂再建に取り組んできましたところ、この度晴れて本堂建設に着手する運びとなりました。

   このため、檀家各位はじめ関係者皆様には、本堂建設により今回の山門でのお施餓鬼となったことにつきましては、色々な思いがあったものと感じております。少子高齢化時代が急速に進行する今日でありますが、今月13日の迎え盆においても、檀家の方々がご先祖様を我が家に迎えにきた方は、例年より少し減少しております。また本日お施餓鬼に挙げますお塔婆も減少しており、時代のうつりかわりを感じる次第でります。

   このような時代において、当本堂の建設は、私達世代の勤めと認識しまして、忠恩寺の護持運営に檀家皆様と努めておりますこの頃であります。白岡市はじめ当忠恩寺周辺は、非常に災害も少なく住み良い環境にありますのも、これは皆さんで新しいまちづくりに、そして護持運営にともども努め心して崇敬していますからと、自問自答しております。

 

 


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