投稿日時:2016/10/17
上野田自主防災会 防災訓練
本日は、上野田自主防災会防災訓練にご案内を頂きました。上野田行政区の皆様方におかれましては、毎年このような防災訓練の実施や防災備品の整備などに積極的に取り組んで頂いているとともに、地域の方々の防災意識の向上にご尽力賜り厚くお礼申し上げます。
さて、4月14日に端を発する熊本地震では、多くの方々が被害に遭い、亡くなられた方々や今でも避難生活を余儀なくされている方々が数多くおられます。お亡くなりになられた方に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
当市におきましては、これまでも安心安全のまちづくりに積極的に取り組んできたところでございますが、先の熊本地震や東日本大震災のような大規模な災害が発生致しますと、市役所や消防、警察、自衛隊など公の機関が活動をする、いわゆる「公助」には、残念ながら限界があるということを申し上げなければなりません。隣近所同士の助け合い、いわゆる「共助」が災害時に命を守るために、大変大きな力になるものでございます。
自主防災組織の皆様方におかれましては、白岡市の地域の防災力の要として、普段から災害に対する心構えと地域ぐるみの対策を備えて頂き、大変ありがたく感じているところでございます。市といたしましても、今年度も引き続き災害に強いまちづくりと安心安全な市民生活の実現に努めてまいります。なお、市では、現在防災無線のデジタル化を進めておりますが、その他ご要望の第3分団消防小屋の改築には来年度にも着工できるように努めてまいります。
また、先の東日本大震災では、白岡市の民生委員並びに区長の働きによりまして、高齢者と独り暮らしの方の安否確認を近隣ではいち早く致してくれました。このことは、特出することでありました。上野田自主防災会の益々のご発展とご参加の皆様方のご健勝とご活躍をご祈念申し上げます。