投稿日時:2011/12/30
今年もあと四日
平成23年12月28日
消防広域化の協議については、当初予定していました5市3町(加須市・羽生市・久喜市・蓮田市・幸手市・宮代町・白岡町・杉戸町)の協議会が最終段階になったところで、両市の事情により羽生市と蓮田市が離脱となりました。
この突然の事態を受け広域化消防については、3市3町の首長で協議を継続的に重ねてまいりましたところ、課題となっておりました負担金算定方法等について、本日仕事納めの日に合意致しました。関係者皆様には今日までのご労苦が報われました。
今後は、平成24年2月6日に予定されております第14回消防広域化第7ブロック協議会に提案されることになります。これによります消防広域化は、平成25年4月1日になる予定です。私は、3市3町の消防広域化の実現は不可欠であると認識致しております。また、当協議会の副会長としても、今後も実現に向け努力してまいります。
2 仕事納めの日となりました
本日で地方自治体は仕事納めの日となりました。午後には、清掃に力を入れてくれた職員いつもの通り窓口業務に携わった職員もおりましたが、私は午後4時45分から庁内放送により、年末の挨拶を行いました。各課の事業を除いた挨拶の主な内容は、次の通りであります。
今年一年間、職員各位がそれぞれの分野において、町政進展に努力頂いたことへの感謝を述べました。次に、3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故は、未曾有の大震災となったこと。放射線の影響を把握・監視するため、空間放射線量の定点観測の実施や学校や公園などの子どもが多く集まる施設を優先的に測定しているが、小さなお子さんをお持ちの方々から、様々な不安が寄せられておりますので、こうした不安を少しでも解消できるよう適切に対応をして行くこと。
経済面は、円高の長期化や財政・金融危機にある欧州や米国での景気減速の懸念が広がり、輸出が回復してきているものの日本経済の先行きは不透明な状況にあること。
しかし、明るい話題もありまして、スポ-ツの世界では、サッカ-の女子ワ-ルドカップにおいて「なでしこジャパン」が初優勝、彼女たちの仲間を信じ、最後の最後まであきらめずに戦う姿勢には、深い感動と我が国に元気と活力を与えてくれたこと。
人口が五万人を超え、市制を施行する要件の一つを満たしたことから、市制を施行するかどうか、熟慮に熟慮を重ねたこと。家に帰っても、常に頭を離れずこの時期は体重がかなりへったこと。
私は大きな決断をする時は、常に尊敬しております西郷隆盛と勝海舟のことを思い浮かべます。二人とも、幕末から明治へと我が国の礎を築くために、命を懸けて奔走したわけですが、私も白岡町から白岡市への新しいまちづくりが、スム-ズにスタ-ト出来るよう誠心誠意全力で取り組んで行く事を決断いたしたこと。我が国全体の人口が減少に向かっている中、当町の人口がわずかではありますが増加していることは、大変喜ばしい事であり各地区における市制施行説明会では、94%の方が市制施行にご理解を頂いたこと。また、45行政区すべての区長方の連署により、市制を後押ししていただける要望書も頂いたこと。また、白岡町自治基本条例が10月から施行いたしたということ。
11月には、町のマスコットキャラクタ-の名称が「なしべえ」と「なしりん」に決まり、「なしべえ」と「なしりん」を大いに活用し町の魅力をPRすることに努めること。
現在は新年度予算編成中でありますが、市制施行という新たなそして未だ経験したことがない事務に係る予算編成などにより、大変職員の皆様がご苦労されていること。これからも、少子高齢化の進行による社会保障費の増大や厳しい行財政状況など、ますます困難な時代を迎えますが、住民の皆様がここ白岡に住み続けたい、そして多くの皆様が白岡町に住んでみたいと言っていただけるまちづくりに職員の皆さんと叡智を結集し、明日の白岡町のまちづくりに全力を傾注してまいりますので職員皆様にご協力をお願いしこと。
明日からは年末年始休暇に入りますが、暮れとお正月はお酒に親しむ機会が多いと思います。お酒を飲んだら、絶対に車の運転をしないよう十分注意してもらうこと。法令違反した場合、厳しく処分せざるを得ませんし町自体が大変厳しい世論の批判にさらされること。今年一年間の職員の皆さんのご努力に重ねで感謝申し上げ、まちづくりに対する想いはどんな小さなことでも結構ですから私に伝えてもらいたいこと。
そして、来年は市制に向けて一層の前進が図られますよう、お願い申し上げまして年末のご挨拶といたしました。皆さん、どうぞ健康に十分留意して頂き、ご家族お揃いで明るい良い年をお迎え下さい。以上が仕事納めにおける、職員皆さんへの感謝の気持ちこめた挨拶でした。
夜は一層寒くなりましたが、忘年会でした。お店はすごく混んでおりましたけれど、明日からはやはり休みに入るということでした。