投稿日時:2015/7/19
初代白岡町長・白岡市名誉市民 故渡邊一郎先生を偲ぶ
平成27年7月18日(土)
7月4日(土)、初代白岡町長・白岡市名誉市民である渡邊一郎氏が逝去され、本日で弐七日となりました。ご葬儀は、当市の名誉市民であることから、渡邊家と白岡市による合同葬で執り行いました。(通夜7月10日、告別式11日)
渡邊一郎先生は、大正9年に篠津村に生をお受けになり、昭和29年には弱冠33歳の若さで、三村合併による初代白岡町長として黎明期の白岡町において、町政の発展に努めまさに白岡町の礎を築かれた方であります。
また、白岡町長を3期12年努められたあと、昭和46年からはその活動の場を埼玉県議会に移され、4期16年間にわたり県民の生活、福祉の向上、県政の発展にご尽力頂き、また昭和60年から61年には、県議会議長として円滑な議会運営にその手腕を発揮されました。
私は、ご生前のご事績は、戦後の地方自治の歴史であると申し上げても決して過言ではないと思っております。こうした数々のご功績は、藍綬褒章や旭日小綬章に輝く叙勲にも現れておるものでございまして、まさに郷土の誇りであり白岡町の生みの親であり不肖ながら私も先生のご薫陶を賜りました一人でございます。その上、先生には媒酌の労を頂いたものでございます。
合同葬では、葬儀委員長を務めさせて頂き、渡邊一郎先生のご偉業をしのび白岡市を代表致しまして哀悼の意をささげました。また、白岡市の発展と市民の皆様方の福祉の向上に全力を尽くすことを、御霊前にお誓い申し上げたところです。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。