投稿日時:2018/3/5
大山地域・菁莪地域活性化推進事業成果発表会
平成30年3月4日(日)
本日は、「地域活性化プロジェクト」の「大山地域菁莪地域活性化推進事業」の成果発表会を開催致しましたところ、皆様にはご多忙のなか多数ご出席抱き、誠にありがとうございます。また、慶応義塾大学総合政策学部の飯盛教授、そして飯盛研究会・白岡元気プロジェクトの学生の皆さんには、お忙しい中誠にありがとうございます。
さて、大山地域と菁莪地域は、豊かな緑と恵まれた環境の中、先人たちの努力と英知によって優良な農地が整備され、特産の梨をはじめとした「農業」を中心に当市の発展を支えてきた地域でございます。当市は、市制施行から5年が経過し、企業の進出や圏央道の開通をはじめとした交通利便性が向上するなど、着実な発展を続けており緩やかではございますが、人口も増えているところでございます。一方、大山地域、菁莪地域につきましては、市内他の地域に比べ高齢化や人口減少が顕著に現れており、将来的な地域社会の維持を保つためにも、力を入れていかなければならない地域となっております。
私は、中心市街地だけではなく、大山と菁莪を含めた「均衡ある発展」こそが当市の未来にとって重要なことであると考えております。そのためにも、昨年8月に慶応義塾大学SFC研究所と「地域活性化等に関する連携協定」を締結し、大学との連携による地域活性化に取り組んだものでございます。学生の皆さんには、夏の暑い中また寒さ厳しい時期に積極的に両地域に入って頂き、地域の皆さんからの聞き取りや調査と意見交換をして頂きました。
本日は、その成果でございます「白岡元気プロジェクト」を発表頂くとともに、市が実施しております大山地域と菁莪地域に関します全体的な取組につきましてご説明をするものでございます。両地域の地域活性化の成功は、慶応義塾大学そして市役所は勿論のこと市民の皆さんのご理解とご協力があって成しえるものであると存じます。私は、現在の社会は少子高齢化や本格的な人口減少社会を迎える変革の時代であるといえると思っております。
こういった時代であるからこそ、自分達の足元をしっかりと見つめ明日に向かい希望を持って、次の時代を担う子ども達に「白岡市をどうすれば、より良い形で引き継いでいくことができるか」ということを真剣に考えていく必要があると思っております。そのためにも、本日の成果発表会を起点として、大山地域と菁莪地域の活性化を進めてまいりたいと決意している次第でございます。
また、学生の皆さんには、大山と菁莪両地域の活性化のため熱心に取り組んで頂きまして改めてお礼申し上げます。
成果発表は、市側からは大山地域・菁莪地域活性化推進事業に係る市の取組について、また慶応義塾大学SFC研究所飯盛研究会・白岡元気プロジェクトの学生側からは、白岡元気プロジェクト平成29年度活動報告を行いました。そうしたところ幾多の建設的なご意見を賜りましたので、今後の事業展開に生かしてまいります。今後、この地域活性化の取り組みを進める上において、困難なこともあることと存じますが、この白岡市を次ぎの時代を担う子ども達に引き継いでいくためにも、市民の皆様のお力を頂きながら全力で取り組んでまいる所存でございます。どうか皆様方のご協力をお願い申し上げます。
*その他 大変温かくなった本日、地元の定時総会に出席致しました。