投稿日時:2014/10/13
大手企業訪問と第76回全国都市問題会議に出席
1 大手企業訪問{10月8日(水)}
9日から高知市で開催される全国都市問題会議に向かう途中、大阪市に立ち寄り、白岡西部産業団地内に巨大物流センターを建設中の株式会社Paltac(パルタック)の本社で守永副社長と意見交換をしてまいりました。
守永副社長からは、物流センター建設の進捗状況や現在の小売、物流業界の状況などの話を伺い、また新たに1,000人規模の雇用が見込まれることについての意見交換をいたしました。
1,000人規模という大変大きな雇用は、白岡市だけではなく近隣の市町にとっても経済的効果があるものと思っております。また、パルタック社では女性が働きやすい環境を進めるため、一部のセンターでは託児所を併設するなどの取り組みを進めているとのことでした。単に雇用を進めるだけではなく、地域の皆さんが働きやすい環境を作っていくことは大切なことです。
守永副社長との意見交換を通じ、まちづくりには企業と地域とのしっかりとした連携も大切だと改めて感じました。
9日(木)と10日(金)の2日間にわたり開催された「第76回全国都市問題会議」に出席してまいりました。全国都市問題会議は、全国市長会と都市センターの協力を頂いて、各都市が持ち回りで開催しており、今年は高知市での開催となったものです。
参加者は、全国の市長、議長、副議長、市議会議員で毎回約2,000人が参加し、また毎年テーマを決めて,そのテーマを掘り下げながら基調講演や全国の事例紹介、ディスカッション等を行っております。高知市では、「都市と新たなコミュニティ」がテーマとなりました。
白岡市は、昨年は都合で不参加でしたので、市制施行後初めての参加になります。会議は、全国市長会会長森民夫長岡市長、開催市である岡崎誠也高知市長、また、高知県知事の挨拶でスタートしました。
基調講演では、「生き方雑記帳2014」と題し高知県出身の作家、山本一力さんの公演をいただきました。アメリカ社会と日本社会を比較するなど、社会に対する市民の自覚と責任について論じ、大変厳しい考えではありましたが、納得することも多くありました。主報告では、「新たなコミュニティの構築をめざして」と題し、岡崎誠也高知市長から報告をいただきました。
高知市は、山内一豊が高知城を築城したころからの整備された町並みや日照時間の長さ、土佐人は明朗闊達で反骨精神を持ち、坂本龍馬をはじめとした幕末と明治維新の偉人を輩出している、また全国各地に広がっている「よさこい踊り」が、唯一隣の徳島県だけには広がらなかったなど、ユーモアを交えて高知市の紹介して頂きました。
また、市のコミュニティ施策は全国的に高く評価されており、議論好きの気質からか「自分でできることは自分たちで」という市民による様々な地域コミュニティ活動が進められております。
当市においても積極的に協働のまちづくりを進めておりますが、参考となる事例もありました。
会議は、午後5時まで先進自治体の報告、研究者の発表などがありました。長時間でありましたが、各市長と市議会議員の皆さんも熱心に参加しておりました。私も、初めてスケ-ルの大きな全国都市問題会議に参加致しまして、大変勉強になりました。