投稿日時:2019/3/19
太田新井土地改良区第28回通常総会
本日は、太田新井土地改良区の第28回通常総会にお招き頂きました。上程された議案が承認可決され、総会が盛況のうちに終了されましたことにお祝いを申し上げます。
我が国の農業をとりまく環境は、農村地域の過疎化、農業従事者の高齢化や担い手の減少などにより、地域の共同活動によって支えられている農地の維持に支障を来たしおります。このような状況の中、国では農業・農村の改革と致しまして、平成26年度から日本型直接支払の多面的機能支払交付金事業を進めてまいりました。この取組により、本来の農業・農村の保全管理はもとより、農業者が農業を継続できる環境を整え、農業の再生を図ることで、農業・農村の有する景観の保全や生態系育成などの多面的機能が将来にわたって発揮されるものでございます。
市と致しましては、この多面的機能支払交付金事業を効果的に推進できるよう取り組んでいくとともに、近隣市町と連携を図りながら農業の発展に寄与していく所存でございます。太田新井改良区におかれましては、新農業構造改善事業として昭和57年に設立され、58年までの期間で工事が実施されて、これまでに農業経営の効率化及び生産性の向上が図られました。これからは、解散に向けた事務を中心に進めていくこととなり、皆様方の熱意とご苦労がいよいよ完結するものでございます。
今後におきましても、引き続き埼玉県のご指導とご協力を賜り、また組合員の皆様方の強い団結力をもって、円滑かつ早期に事業が完了することを心から念願する次第でございます。