投稿日時:2019/2/1
市内企業訪問と東部地域職員研修会
29日に、政府から1月の月例経済報告の公表がありました。景気の拡大期間が6年2か月(74か月)に達し、いざなみ景気を抜き戦後最長になったとみられるということです。しかしながら、過去の景気拡大期と比較致しますと年平均の実質国内総生産成長率は概ね1.2パ-セントと低水準で、国民に実感がなく個人消費も力強さを欠いているように思います。
この4月には外国人就労を拡大する新たな制度が施行されます。企業の皆さんには、文化や言語が異なる外国人の方を受け入れるにあたり、職場や地域社会に適応できるか不安があるかと思います。また、10月には消費増税も予定されており、景気にブレ-キがかかり景気の腰折れを心配する声があるかと思います。国は、増税に向けた環境をしっかり整備し、実効性のある消費下支え策の実施を期待するところです。
この様な状況下、今年も白岡市工業団地振興会役員企業の皆様を中心とした市内企業を本日は、10社訪問させて頂きました。皆様には、税収面・雇用面などから市の発展にご協力頂いておりますことに対し、日頃の感謝を申し上げるとともに、本市が現在進めている事業等につきまして説明をさせて頂きました。また、市政に対する率直なご意見、ご要望等を伺うこともできました。市内企業の皆様から頂いたお声を大切にして、職員と一丸となり、更なる市の発展に向けてまちづくりに取り組んでまいりたいと思います。
午後には、埼玉県市長会東部ブロック連絡会及び埼葛町村会の共催による東部地域職員研修会が杉戸町で行われ、職員と一緒に参加してまいりました。昌平高等学校サッカ-部の藤島崇之監督をお迎えし、「チ-ムデザイン 1からのスタ-ト」というテ-マでご講演を頂きました。藤島監督のお話は、限られた人員の下で効率的な行政運営に取り組むためのヒントとなりました。