投稿日時:2020/1/20
市内企業訪問をして
令和2年1月20日(月)
埼玉県では、県内における生産、雇用、物価、消費、企業動向など経済関連の各種統計指標を時系列で見ることで、その動向を把握・分析して「埼玉県経済動向調査」として公表しています。昨年末公表のものを見ますと、中国経済をはじめとした世界経済の動向や通商問題が及ぼす影響等により、下振れしている項目が見られました。また、民間調査会社の県内企業調査でも人手不足による人件費の高騰や海外経済の減速が懸念されているようです。
しかしながら、建設投資や訪日観光客の増加など、オリンピック・パラリンピック誘致から開催後10年間の経済効果が30兆円とも言われております。他にも15日には、米連邦準備制度理事会は連邦準備銀行による景況報告を公表し、昨年末まで6週間の景気は「緩やかに拡大した」との判断を示すなど、アメリカの景気が緩やかに拡大との明るいニュ-スもございます。この様ななか、少し遅くなりましたが新年のご挨拶も兼ねて、市長室を飛び出し田野井製作所代表取締役社長はじめ白岡市工業団地振興会役員企業の皆様を中心に19社を訪問させて頂きました。
皆様には、税収面・雇用面などから市の発展にご協力頂いておりますことに対し、日頃の感謝を申し上げるとともに、市が進める事業等につきまして説明を致しました。また、企業の皆様の景気見通しや懸念材料、市政に対する率直なご意見やご要望などを真摯に伺ってまいりました。本日は企業相談の窓口を担っている商工観光課の職員も同席させて頂ましたが、皆様から頂戴したお声生かし、職員と一丸となって新たな政策やまちづくりに取り組んでまいりたいと思います。