ブログ

ホームブログ ≫ 平成30年度白岡市成人式 

投稿日時:2019/1/14

平成30年度白岡市成人式 

平成31 年1月13日(日)

 本日は、平成30年度白岡市成人式が、白岡市民そして私達にとりまして長年の目標でありました、白岡市生涯学習センタ-・こもれびの森において挙行するに当たり、お祝いのご挨拶を申し上げました。成人を迎えられました543名の皆様、ご成人誠におめでとうございます。新しい時代を担う皆様方が、心身ともに健やかに成長され若さ溢れる立派な成人として、新たな人生の第一歩を踏み出されましたことを、心からお祝い申し上げます。2004-%e5%b9%b3%e6%88%90%ef%bc%93%ef%bc%90%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e7%99%bd%e5%b2%a1%e5%b8%82%e6%88%90%e4%ba%ba%e5%bc%8f%e3%80%80

 また、本日の成人式を挙行するに当たり成人式実行委員会の委員の皆様には、司会進行を始め式典の企画や運営に携わってくださり、誠にありがとうございます。新成人の皆様は、平成10年4月2日から、翌年4月1日までの間にお生まれになりました。当時を振り返りますと平成10年8月に開催された全国高等学校野球選手権大会では、「平成の怪物」と呼ばれた横浜高校の松坂大輔投手が決勝戦でノ-ヒット・ノ-ランを達成し、甲子園春夏連覇を成し遂げました。後に「松坂世代」と呼ばれる学年が活躍したこの年は、平成の高校野球のハイライトとして20年の月日が経ち、平成が終わろうとしている今日においても我々の記憶に強く残っています。

 後に松坂選手は、「夢という言葉は好きではない。色んなことは夢ではなく、目標である」と語っています。夢を具現化しようと頑張っている人は世の中にたくさんいます。ただ大抵の夢は非現実的なことに使われてしまう場合があります。夢と言ってしまうと大き過ぎますが、目標といえば現実感がでてきます。松坂選手は現実的に目標を捉えるとともに、その目標に向かって努力を怠らなかったことによって、周囲が夢のように感じる偉業を次々と成し遂げてきたことが窺われます。

 甲子園での優勝から20年の間、松坂選手は日本のプロ野球やアメリカのメジャ-リ-グなどに活躍の場を移しながら、今も現役の選手を続けています。今年は4月に天皇陛下の御退位、5月に皇太子殿下の御即位及び改元など大きな転換期を迎えます。そのような歴史的な年に成人を迎えた皆様は、今日という節目の日に社会への期待と夢を胸に抱きながら新たな門出に立っていることと思います。今の皆さんは大きな可能性に満ち溢れています。是非、夢を実現していくために一つずつ目標を定め、自分の目指すべき目標に向かって邁進して頂きたいと思います。皆様のこれからのご活躍を心からご祈念申し上げます。

 また、今日という日を迎えることができたのは、ご家族を始め恩師や地域の皆様の支えがあったからこそです。これを契機に、お世話になった皆様に改めて感謝の気持ちを伝えてください。現在、白岡市の人口は5万2千人を超え、皆様が誕生した20年前と比べると約5千人増加しました。10年後、20年後の白岡市そして日本という国の未来を切り拓いていくのは、新成人の皆様の行動力、柔軟な発想、新しい知識です。皆様には、どんな方向に進まれようと前途洋々の未来が開けています。小さく凝り固まることなく、自分の可能性を信じて目標に向かって邁進してください。新成人の皆様の輝かしい未来を祝福申し上げ、励ましとお祝いの言葉と致します。

 

 


この記事は 2019.1.14 に ブログ カテゴリに公開されました。 RSS 2.0 フィードで購読することができます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

▲ ページの先頭に移動