投稿日時:2016/1/5
年頭の挨拶を行いました
平成28年1月4日(月)
職員の皆様に念頭にあたりまして恒例の挨拶を行いました。
新年あけましておめでとうございます。職員の皆様には、清々しい気持ちで新しい年の始まりを迎えられたことを心からお喜び申し上げます。
また、市議会の藤井議長様、村田教育委員会教育長職務代理者様、濵公平委員会委員長様、鬼久保代表監査委員様、古武農業委員会会長様、山岸固定資産評価審査委員会委員長様には、松の内の大変お忙しい中、ご臨席賜り心から感謝申し上げる次第でございます。
さて、新年を迎え、晴々した皆様のお顔を拝見致しますと、私もこの1年頑張ろうという気持ちを、更に胸に焼き付けたところです。それでは、平成28年の仕事初めにあたり、職員の皆さんに一言ご挨拶を申し上げます。
私が市政をお預かりして8年目となりますが、新年を迎え、5万2,000人の白岡市民の福祉の向上のために、引き続き市政運営に全力で取り組む決意を新たにしております。皆様にも白岡市の職員であるという誇りと情熱をもって心を新たに職務に励んで頂きたいと思います。
さて、ご案内のとおり国におきましては、「地方創生」を掲げております。人口急減、超少子高齢社会の本格的な到来という我が国が直面する大きな課題に対して、各地域が自律的で持続的な社会を形成できるよう、具体的な施策を展開していこうというものです。
それぞれの市町村が自らの現実を見つめ直し、将来を的確に予測しながら、まちづくりに関して戦略的運営を行っていく必要があります。もちろん白岡市も例外ではありません。昨年、議会に対しまして、皆様と総力をあげて策定した「白岡市人口ビジョン(案)」、「白岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)」を報告致しました。
今後、戦略を決定しそれぞれの施策と取組を展開していくことにより、活力を失わず、市民の皆様が幸せや豊かさを感じ得るような元気な白岡の創生を図ってまいりたいと考えています。『人口減少にいたずらに脅える必要はない。人間が安心して生まれ、育ち、老いていける社会を築けば、自然との環境容量の関係で適切に調整されるはずである。』という識者の指摘もあります。
さらに、若者の間で「地元志向」や「田園回帰」と言える現象も増えてきているとも聞きます。悲観的になる必要はありません。職員の皆さんと、お互いの経験と知恵を出し合いながら、白岡市が発展を遂げ、市民の皆様が幸せを実感できるようなまちづくりに向かって努力してまいりたいと考えております。
さて、本年も「住んでみたい」「住み続けたい」まちとして市民の皆様に愛され、今後も持続的に発展していくため、私は市民の皆様、白岡市議会、職員の皆さんと力を合わせて未来の礎を築いてまいります。市民の皆様のかねてからの願いであった「図書館機能を有した生涯学習施設」の建設につきましては、いよいよ着工に向けて準備をしてまいります。すでに建設イメージや基本コンセプト等をお知らせしておりますが、すべてのかたが生涯を通じて楽しく学び、憩い、交流することができる生涯学習・地域コミュニティ・文化創造の拠点として整備を進めてまいります。
また、防災行政無線のデジタル化による災害時の情報伝達手段の強化や都市計画道路の着実な進捗に向けた準備など、「うるおいとやすらぎの生活未来都市」の実現に向け、各種施策を展開してまいります。これからの白岡市の発展に向け、私はもちろん職員のみなさんの役割と責任は益々大きくなっていきます。
そして、私が行政を遂行するに当たり、今まさに肌で感じていることがひとつあります。それは、「白岡市を知ろう」という方が確実に増えてきているということです。職員の皆さん。自信を持っていただきたいと思います。私は、常々、世に大事を成すは、「天の時 地の利 人の和」であり、職員の皆さんと一体なればこそ、何事も成就し得るものと信じております。どうか、自らの仕事について使命感と気概を持ち、私と共に新しい元気な白岡市づくりに邁進して頂きたいと思います。
ここで、私から、年頭にあたり職員の皆さんに何点かお願いがあります。まず、これから一年で最も寒い時期に入ってまいりますので、健康には十分留意してください。家庭がしっかりし、健康でいられるからこそ良い仕事ができます。周りの人の健康にも目配りして、風通しのよいより良い職場環境を作って頂きたいと思います。そして、行政は市民の皆様にとって最も身近なサービス産業であり、住民福祉こそが行政の最大の使命であります。市民の皆さんに対しては、親切をモットーに、思いやりをもって丁寧に応対してください。しかしながら理不尽な行為には、毅然たる態度で臨み、組織として対応するようお願いします。
私のまちづくりの基本理念は、「ともに支え合うまちづくり」です。私は、いつの時でも、人は一人では生きていけない周りの人に支えられて生きている、ということを心に刻んで歩んで参りました。サラリーマンの時代を振り返りましても、同僚や部下をはじめ様々な方に支えられて過ごしてまいりました。職員の皆さんも、これまで歩んできた道のりの中では、様々な方々に支えられてきたものと思います。今、皆さんは、白岡市職員として、白岡市をそして市民の皆様を支える立場にあることを忘れないで頂きたいと思います。「ともに支え合うまちづくり」には、職員の皆さんと私との信頼関係の構築が不可欠であります。
私は、職員の皆さんの能力の高さと誠実さは、一番理解をしていると自負しておりますので、職員の皆さん、白岡市の職員であることの誇りと自覚を持って、引き続きご協力をお願い致します。結びにになりますが、市民の皆様がこの1年幸せに過ごせますよう、そして職員の皆様が思う存分力を発揮できますことを祈念致しまして、年頭のご挨拶とさせて頂きます。
*その他 本日は、来訪者、往訪先も多くありました。