投稿日時:2015/12/21
忠恩寺本堂上棟式
本日は、忠恩寺本堂建設委員長として、師走もおしせまり何かとお忙しい中、忠恩寺本堂上棟式を執り行いました。檀家皆様、建設関係者皆様には多数のご臨席を賜り有り難く厚くお礼申し上げます。また、檀家皆様には、常々忠恩寺の護持運営に格別のご理解ご協力を頂き、当忠恩寺責任役員と致しまして重ねてお礼申し上げます。
当忠恩寺は、平安時代の創建と伝えられる古刹で、江戸時代には代々の徳川家から禄高を頂きその朱印状を賜っていたという由緒と歴史のあるお寺であります。古来の本堂は、私が中学3年生の夏の課外事業を受けていた時、大雨があり落雷によりまして本堂が全焼してしまいました。
その後の本堂は、昭和30年頃に縁ありまして杉戸から移築し再建されたものでして,今思うと先祖皆様のご苦労は大変なものがあったものと推察致します。以来築後約60年を経過する中で、補修等を実施してまいりましたが、近年老朽化が進み、新本堂の建設を望む機運が高まってまいりました。このことを受け、各地区から選出頂いた委員並びにご住職と総代で組織する(忠恩寺本堂建設委員会)が平成24年10月に設立され、資金管理部会、工事部会、事業推進部会において様々な検討を重ねてまいりました。
建設委員会で取りまとめた基本計画につきまして、檀家の皆様にお示ししたところ、多くの皆様からご賛同を頂き、平成26年11月、有限会社大和田社寺工務店と工事請負契約を締結しまして、事業に着手する運びとなりました。それから一年あまり、埋蔵文化財の調査などに若干の時間を要しましたが、ほぼ工事は順調に進んでまいりまして、本日上棟式を迎えたところでございます。
予定では、来年の秋には、面積約56坪の新本堂が完成するものと今から期待しております。また、境内の植栽や外構などにつきましても、建設委員会で検討致しまして、出来る限り整備してまいりたいと考えております。
本堂建設事業は、何世代に一度の大事業であります。今日まで順調に進んでまいりましたのも、檀家皆様のご理解ご協力の賜物でございまして、今後とも変わらぬご支援を賜れば幸甚と存じます。工事が事故なく無事に進むようご祈念するとともに、ご参会の皆様とご家族様の益々のご健勝ご発展をご祈念申し上げます。
*その後、ビデオ取していました全国高等学校女子・男子駅伝競走を一部始終見ました。結果は、
広島県の世羅高校が女子・男子とも優勝で、お見事でした。京都を舞台にして繰り広げられま
す、師走伝統の高校駅伝を見終わりますと、私もふと今年ももう少しで新年を迎えるのかと、
この時期思う例年です。なお、白岡の新春マラソン大会には、吉田香織選手が走ってくれれば
うれしいと思いつつ、今日の記念すべき日が過ぎていきました。