投稿日時:2011/12/31
支え合えして頂いた2011年もう大晦日
激動の2011年もいよいよ大晦日となりました。皆様には、年越しと新年の準備もほぼ出来上がったことでしょう。
今年は、国内外とも大きな変動の年でした。国内では、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所の事故は、未曾有の大震災となりました。集中豪雨も各地で発生し大きな被害が発生しました。また、大人が子どもを虐待するという痛ましい事件もありました。
国外では、長期独裁政権が次々に打倒されました。また、欧州では財政金融危機に伴い二国の指導者が交代する事態となり、米国での景気の停滞が続き、牽引役の中国と発展途上国も一時的な力は乏しく、世界経済は不透明な状況が続きました。
そして、日本経済は国外の影響をもろにうけ、円高の長期化とドル安に加えてユ-ロ安となり、昨日の東証の大納会での株価は29年ぶりの安値となりました。このことは、日本の復興に大きく関わることとなりますので、来る年の政府は、24年度当初予算の早期成立を図り、かつ社会保障と税の一体改革に蛮勇を振るわなければなりません。そのためには、国民の理解を得るため、徹底した行財政改革の実施とそれらに関連する議員定数削減等を実行する必要があります。
明るいニュ-スもありました。「なでしこジャパン」のサッカ-の女子ワ-ルドカップにおける初優勝は、日本人にとって大挙であります。
しかし、なんといっても白岡町の人口が五万人を突破致し確定したことは、明るいニュ-であります。我が国全体の人口が減少傾向にある中、当町の人口がわずかですが、増加していることは大変喜ばしい出来事であり、平成24年10月1日に市制施行を目指すこととなりました。
私は今年一年、いや今までにも思い続けている漢字一文字を表しますと「支」です。今年は、東日本大震災の影響もありまして、今迄希薄になりがちであった家族と親族の支え合い、隣近所の支え合いが改めてみなおされました。
しかも日本国民による支え合い、がとても力強く印象的でした。 私は町民の皆様を初め多くの人々に支えられ、今があるから感謝の気持ちを込めこの「支」一文字です。
なお、写真はご存じの白岡町庁舎の全景でありまして、今日まで白岡町の発展を町民と共に担ってきた庁舎であります。そして前方のものは「白岡町庁舎の銘板」であります。この銘板も、来年10月1日からは新しいものに変更されるものであります。
結びに、今年も大変お世話になり有り難うございました。来る年も、一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げますと共に、新年が皆様にとりまして輝かしい年でありますようお祈り申し上げます。