投稿日時:2017/6/24
白岡工業団地振興会定期総会
平成29年6月23日(金)
本日は、平成29年度白岡工業団地振興会定期総会にご案内を頂き、誠にありがとうございます。平成29年度白岡工業団地振興会の事業方針などに関する議事が、円滑のうちに原案どおり可決されましたこと誠にご同慶の至りに存ずる次第です。また、白岡工業団地振興会の役員並びに会員の皆様におかれましては、日頃から本市の工業の振興をはじめ工業団地内の美化運動や献血会などといった地域貢献に多大なご理解とご協力を頂きまして心から感謝を申し上げる次第でございます。
さて、圏央道の茨城県内区間が本年2月26日に開通し、日本の経済活動の根幹を担う6つの高速道路が接続したことで、本市においても経済活動の一層の活性化が期待できるものと考えこの機会を地域の特性を活かしたまちづくりを進める絶好の転換期と捉えております。こうした折、ただいま佐藤会長がふれられたように、日本経済社会は緩やかに景気回復基調に向かいつつあるものと思われます。しかし、工業団地振興会の各企業にとりましては、現下の超低金利時代においては、先行投資がための調達金利などに不安があるものと考えられますが、本市の金融機関との取引は平静であると伺っておりまして安堵しているところであります。
日本の頼りにいたします米国経済については、先日FRBは金利の引き上げを実施しましたが、やはり景気が緩やかに上昇するとの見解からと思われます。しかし、新興国の国内経済情勢は不安定要素も多く、世界経済の景気はまだまだ不安定さが続くものと思われます。こうしたなか、各企業の経営者の皆様方のご奮闘に敬意を表す次第であります。
本市では、本年3月に第5次総合振興計画基本構想を策定し、「3つの重点プロジェクト」を位置づけたところでございます。これは、白岡中学校周辺区域の賑わいの創出を図る「まちのにぎわい創出プロジェクト」、大山・菁莪地区の活性化と生活の利便性の向上を図る「地域活性化プロジェクト」、市内の子どもたちの将来を応援し、地域への愛着の醸成を図る「白岡こども・ゆめ・みらいプロジェクト」でございまして、時期を逸することのないようスピード感を持って進めてまいります。特に、白岡でご活躍をされている企業の皆様の姿を、次代を担う若者や子どもたちに知って頂きたいと考えております。
また、本市では、地方創生に向けた課題に対応するため、創意と工夫を凝らして将来にわたり安定的に市民サービスを提供していくための足腰の強い行財政基盤を築き、次世代に過度の負担を残さない市政運営を行っていきたいと考えているところでございます。
さて、本年10月には、白岡市は、単独市制施行から5周年を迎えます。これを記念して、式典や冠事業、市のPR事業、各団体との協賛事業等を開催していく予定でございます。なかでも初めての試みとなりますが、5本の道路の愛称募集を行う予定であります。そのうち1本の道路は、こちらの方面の道路となりまので、皆様も応募され命名されるようご期待申し上げます。
今後とも皆様方におかれましては、白岡工業団地振興会の「地域の力」を十二分に発揮して頂き、白岡市の工業振興はもとより地域の活性化ひいては市政進展のため、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。白岡工業団地振興会のますますのご発展と、ご参会の皆様方のご健勝とご繁栄をご祈念申し上げます。