投稿日時:2018/11/21
白岡市情報公開・個人情報保護審議会
平成30年11月20日(火)
本日は、平成30年度第1回白岡市情報公開・個人情報保護審議会のご案内を申し上げましたところ、委員の皆様におかれましてはご多用中にもかかわらずご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。また、このたびは委員の皆様の任期満了に伴いご委嘱を申し上げましたところ、快くお引き受け頂き重ねてお礼申し上げます。
さて、本市の情報公開条例及び個人情報保護条例は、平成8年に施行されて以来改正を重ねながら適正な運用を図ってまいりました。平成20年には、個人情報保護条例に罰則規定を設けて、個人情報の流出や漏えいの防止の強化を図ったところでございます。本市におきましては、大きな問題等は生じておりませんが、ひとたび全国に目を向けてみますと、個人情報の流出や漏えいに関する事故が発生しております。このような状況の中で悪質な不正請求者から市民の個人情報を守るため、平成22年6月に、埼玉県内の市町村で一斉に「住民票の写し等の第三者交付に係る本人通知制度」を開始したところでございます。
また、平成25年には「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」、いわゆる番号法が制定され税・社会保障・災害対策の分野においてマイナンバ-が利用されることとなりました。このマイナンバ-が含まれる個人情報は、特定個人情報と呼ばれ最も機密性が要求される個人情報となっておりますことから、その取扱いは厳重に行ってございす。以前にもまして、個人情報を取り巻く環境が変化を続けており、これに伴い個人情報に対する市民の皆様の考え方も、大きく変わってきているものと思われます。
今後におきましても、情報公開制度及び個人情報保護制度を適正に運用していくために、当審議会委員の皆様方にご意見を頂きながら、これまで以上に市民の皆様の立場を尊重するとともに十分に意見を反映させ、両制度に対しさらなる検討を加えていくことが必要であると考えております。白岡市の情報公開制度及び個人情報保護制度に対する委員の皆様方の一層のご指導とご協力をお願い申し上げます。