投稿日時:2015/10/17
白岡市防災会議
白岡市防災会議を開催致しました。会議をお願いしました皆様方は、指定地方行政機関、県の機関、埼玉県警、市の機関等32名の皆様です。また、人事異動等により新たに委員になられた方々につきまして、委員の委嘱をお願いしましたところ快くお引き受け頂き、深く感謝申し上げます。
皆様方は、日頃、当市の防災行政の推進につきまして、それぞれのお立場で多大なご理解とご協力を頂いておりますことに、重ねてお礼を申し上げます。さて、現行の白岡市地域防災計画は平成25年3月に改訂されたものでございますが、その後における防災基本計画や埼玉県地域防災計画等の上位計画の改訂を反映し、さらなる市の災害対策の充実を図るものでございます。
昨年2月の記録的な大雪による被害や、先般の茨城県常総市をはじめとする関東・東北豪雨の「経験したことのない大雨」による大水害など、今までの防災計画では想定していなかった災害が頻発している状況でございます。この度の、常総市の豪雨被害の状況を報道機関等にて頻繁に見、聞きするのと、実際現場が判断する、つまり自治体が発令する避難準備情報、避難勧告、避難指示というものは、広範囲に一斉とか画一的に行うのはとても無理があると思います。
本市におきましても、台風18号の影響により、9月8日、9日、10日の3日間の総雨量が223.5ミリメートルを記録し、水稲が爪田ケ谷で3.9ヘクタール、蕎麦が上野田、下野田、爪田ケ谷で1.4ヘクタールの浸水被害があり、また一部の道路におきまして冠水被害がございました。このように現状の地域防災計画における防災対策では対応困難な面もあることから、今般、白岡市地域防災計画の改訂についての検討を防災会議にお願いするものでございます。
本日、ご審議をお願い致しますのは、地域防災計画の改訂素案についてでございます。当市と致しましても、今般の大災害を教訓とし防災対策の一層の充実と実効性の確保を図ってまいりたいと考えておりますので、委員の皆様にはそれぞれのお立場から忌憚のないご意見を賜りたいと存じます。
より良い地域防災計画や防災、減災対策のもと安心で安全なまちづくりを進めてまいりますので、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。