投稿日時:2018/6/25
白岡市青少年問題協議会
本日は、青少年問題協議会を開催致しましたところ、委員の皆様方にはご多用な中ご出席を頂き、誠にありがとうございます。また、委員の皆様におかれましては、市の青少年健全育成事業の推進にご支援とご協力を賜り、この場をお借りして厚くお礼申し上げる次第でございます。この協議会は、青少年の指導や育成及び保護などに関して調査するとともに、関係機関との連絡調整を図ることを目的として設置されたものでございます。本日の会議でございますが、本市の青少年に関する事業をご説明させて頂いたのち皆様との意見交換を予定しておりまして、委員の皆様には市の青少年事業に対するご理解・ご協力をお願い致しますとともに、事業に関する助言などをお願いできればと考えております。
さて、県内の青少年の非行情勢でございますが、平成29年度における検挙・補導された人数は、1,807人と8年連続減少しており、これもここにお集まりの皆様のお力添えの賜物と感謝申し上げる次第でございます。しかしながら、罪種別にみると知能犯が増加しておりその背景には、アルバイト感覚で振り込め詐欺の受け子・出し子として青少年が犯罪に加担してしまうケ-スが考えられます。
また、近年、急速に普及しておりますスマ-トフォンの利用等の影響などから、年少者が福祉犯罪の被害者となる事案が発生しており、依然として青少年を取り巻く情勢は厳しい状況であります。こうした状況にありまして、本市におきましては、地域の皆様のお力をえ頂き、関係機関と連携しながら各種事業を展開しておりますが、今後におきましても青少年の健全育成のため、委員の皆様の一層のお力添えをお願い申し上げる次第でございます。
さて、東洋経済新報社から発行されている「都市デ-タパック2018年版」住みよさランキングにおいて、白岡市が、埼玉県では戸田市やさいたま市に次いで3位、全国では69位になりました。このランキングは、様々な分野の公的な統計を使って、安心度、利便性、快適度、富裕度、住居水準充実度の5つのカテゴリ-を総合的に評価し、市区が持っている「都市力」を明らかにしたものです。これまでのまちづくりが一定の評価を得たものと皆様と共にとてもうれしく思います。
特に「安心」の面におきまして、白岡市は3月12日に交通死亡事故ゼロ継続日数600日を達成し、久喜警察署から感謝状を頂いたところでございます。さらに、本日現在では継続日数705日を達成したところでございまして、引き続き交通事故防止に努めてまいります。なお、先週、大阪北部地帯において大規模な地震が発生致しました。生徒がブロックの下敷きになるという痛ましい事故がありました。当日、白岡市立南中学校3年生は修学旅行で早朝新幹線に乗車中三島地区にて地震に遭い、夕方近くようやく京都のホテルに着き、以降2泊3日の想い出の旅を過ごされました。ほっとしました。この件で、白岡市も学校や公共施設のブロックの点検を只今実施しております。是正が必要な個所は、修復してまいります。
また、白岡市では今年度も引き続き、第5次白岡市総合振興計画基本構想」で位置付けた「3つの重点プロジェクト」に最優先で取り組んでまいります。さらに、10月に開館する生涯学習センタ-の整備やシティプロモ-ションなどにも 積極的に取り組んでまいります。本市の魅力や強みを最大限に活用し、全国に誇れるまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、皆様のお力添えを賜りますよう重ねてお願い申し上げます。本日ご出席の皆様の益々のご活躍とご健勝をご祈念申し上げます。