投稿日時:2017/10/7
職員セミナ-を開催
本日は、「急激な高齢化に対して市役所は何をなすべきか」をテ-マに職員セミナ-を開催しました。皆様ご案内のとおり、我が国では、超高齢化社会という深刻な課題を抱えております。また、本市の9月末現在における高齢化率は26.14
%となっており、この10年で8%あまり上昇していることから、本市においても高齢化が顕著になってきております。
高齢化が進行することにより、税収の減少や医療費の増大などによる市財政への負担増加、また福祉、地域振興、産業など、様々な分野における地域社会や市民生活への影響が懸念されます。本市の人口構成、また国全体の状況を見ても、高齢化の進行を止めることは簡単ではありません。しかしながら、私は、本市における安心・安全な市民生活を維持し続けていくためには、市全体で高齢化によって生じる課題に適切に対応していかなければならないと考えております。
そのためには、皆さん一人一人が市の現状をしっかりと認識し、高齢化という困難な課題を自分事としてとらえ、日々の業務に取り組んで頂くことが必要であると思っております。本日は、株式会社NTTデ-タ経営研究所の米澤様と新見様、また株式会社NTTデ-タの新徳様から、高齢者対策の先進事例、また高齢化に対応していくための新たな事業手法などについてご講演頂きました。今後の高齢化社会に向けた貴重なお話しをお聞きし、皆さんには一つでも多くのことを得、是非それぞれの業務に生かして頂きたいと思います。本日、本市のためにご講演頂きました先生方に厚くお礼を申し上げます。