投稿日時:2012/4/17
被災地のガレキ処理受入について
平成24年4月16日
東日本大震災から1年1か月余が経過致しました。被災された方々の生活の再建や被災地の再生、さらには失われた活力を取り戻すことは喫緊の課題であり、我が国の総力を挙げて大震災からの復旧そして将来を見据えた復興へと取り組んでいかなければならないと考えております。
被災された方々におかれては、ガレキの山を見ることで精神的な痛を日々感じているのが実情と聞いております。
地方自治体として被災地のガレキ処理受入につきましては、大変重要な課題でありかつ切実なものと思っております。
つきましては、当町の廃棄物の処理を行っております蓮田市白岡町衛生組合と蓮田市と白岡町の三者で協議を行いましたところ、現状では受入は困難との結論に至りました。
その理由といたしましては、
① ゴミ処理施設が市街化区域に隣接しているため、今回の被災地の震災廃棄物のガレキの安全性
に対して、住民の理解を得ることが難しいと予想されること。
② ゴミ処理場周辺住民との協定により、組合構成市町(蓮田市・白岡町)以外からの廃棄物は原
則受入ることは出来ない。
③ 廃棄物を焼却したときに発生する、焼却灰の受入先である自治体との調整が困難である。
これらのことから、現状では被災地の震災廃棄物のガレキの受入は難しいと判断したものであ
ります。
今後とも、被災地のガレキ処理の受入につきましては、蓮田市及び蓮田市白岡町衛生組合と十分協議しながら対応して参りたいと存じます。皆様よろしくご理解下さいますようお願い申し上げます。