投稿日時:2016/7/4
西の南区自主防災会 防災訓練
本日は、西の南区自主防災訓練にご案内を頂まして、誠にありがとうございます。現在、市内には自主防災組織が26団体、組織率79.6%でございますなかでも、西の南区の皆様方におかれましては、毎年このような防災訓練の実施や防災備品の整備などに積極的に取り組んで頂いております。その上、地域の方々の防災意識の向上にご尽力頂いており、厚くお礼申し上げる次第でございます。
さて、4月14日に発生しました熊本地震では、多くの方々が被害に遭い亡くなられた方々や今でも避難生活を余儀なくされている方々が数多くおられます。お亡くなりになられた方に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
当市は、これまでも安心・安全のまちづくりに積極的に取り組んできたところでございますが、今年度におきましては、防災行政無線のデジタル化、東武消防組合篠津分署に高規格消防車の配備、西小学校周辺の下水道・雨水対策道路整備に力を注いでまいります。
先の熊本地震や東日本大震災のような大規模な災害が発生致しますと、市役所や消防、警察、自衛隊など公の機関が活動をする、いわゆる「公助」には、残念ながら限界があるということを申し上げなければなりません。隣近所同士の助け合い、いわゆる「共助」が災害時に命を守るために、大変大きな力になるものでございます。
自主防災組織の皆様方におかれましては、白岡市の地域の防災力の要として、普段から災害に対する心構えと地域ぐるみの対策を備えて頂き、大変ありがたく感じているところでございます。本日の防災訓練は、高温が予想されますので訓練には随所で水分補給等をして頂きたいと存じます。市と致しましても、今年度も引き続き災害に強いまちづくりと安心・安全な市民生活の実現に努めてまいりますので、ご支援を賜りますよう改めてお願い申し上げます。