投稿日時:2016/8/26
防災トップフォ-ラム
本日、埼玉県県民健康センタ-で開催された、防災「トップフォ-ラム」に出席致しました。埼玉県と総務省消防庁との共催で行われ、県内での災害発生に備え知事と市町村長が危機意識を共有できるようにすることを目的にしております。
フォ-ラムでは、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市の戸羽市長が講師となり、大混乱の中での市長の決断、津波による行政機能が喪失される中での対応などの講演がありました。発災から5年半が経過致しますが、今なお震災の傷は深く心に刻まれる内容でありました。
また、上田知事と市町村長との意見交換では、災害時の庁舎機能の代替施設や市町村相互の応援ネットワ-クを議題に致しましたが、各市町村から率直な意見が出され、県と市町村との連携が確認できたところです。災害発生時に自治体が初動対応を適切に行うためには、平時からの備えとトップである市長の判断や行動が重要となります。9月1日の「防災の日」を前に再確認ができました。