投稿日時:2018/10/28
高岩行政区自主防災会防災訓練
本日は、高岩行政区自主防災訓練にご案内を頂きました。高岩行政区の皆様方におかれましては、毎年このような防災訓練の実施や防災備品の整備などに積極的に取り組んで頂いているとともに、地域の方々の防災意識の向上にご尽力頂いておりますことに、厚くお礼申し上げる次第でございます。
さて、皆様もご存知のとおり、今年は例年以上に全国で大規模な災害が相次いで発生しております。平成30年7月豪雨や北海道胆振東部地震のような大規模な災害がひとたび発生致しますと、市役所や消防、警察、自衛隊など、公の機関が活動をするいわゆる「公助」には、残念ながら限界があるということを申し上げなければなりません。その様な状況におきましては、隣近所同士の助け合い、いわゆる「共助」が災害時に命を守るために、大変大きな力になるものでございます。
自主防災組織の皆様方におかれましては、白岡市の地域の防災力の要として、普段から災害に対する心構えと、地域ぐるみの対策を備え頂き、大変ありがたく感じているところでございます。市と致しましても、今後も引き続き災害に強いまちづくりと安心安全な市民生活の実現に努めてまいりますので、ご支援を賜りますよう改めてお願い申し上げます。また、本市は、皆様とともにまちづくりを進めているところでございますが、ある調査機関の報道では、住みよさランキングにおいて白岡市が埼玉県で3位になりました。白岡市のこれまでのまちづくりが一定の評価を得たものであると、とてもうれしく思います。
特に「安心」の面におきまして、白岡市は、交通死亡事故ゼロ継続日数が、昨日10月27日に継続日数829日を達成したところでございまして、引き続き交通事故防止に努めてまいります。市では、総合振興計画の基本構想に位置付けた「3つの重点プロジェクト」につきましても鋭意、取り組みを進めているところでございます。まず、1つ目の「まちのにぎわい創出プロジェクト」では、9月に土地利用協議会総会を開催致しまして、組合施工による事業手法で土地区画整理事業を行うことが決定したところでございます。2つ目の「地域活性化プロジェクト」では、大山・菁莪地域の活性化を目指す取り組みを進めております。今月には大山小学校が創立130年を迎えることから、その記念事業として「おおやまランタンナイト」が、また、年明けには菁莪地域において、子どもやシニアの居場所を作る社会実験イベントを実施してまいります。そして、3つ目の「白岡こども・ゆめ・みらいプロジェクト」では、埼玉西武ライオンズとの連携協力に関する基本協定を締結致しました。スポ-ツの振興や青少年の健全育成、地域振興を柱に、子ども達を支援する事業の充実を図ってまいります。また、今月上旬には「日本サッカ-協会」と昨年度に締結した連携協定に基づき、市内の小学5年生すべての児童を対象に、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」を実施致しました。
さらに、市役所の隣に建設を進めておりました白岡市生涯学習センタ-(こもれびの森)が、去る10月1日に開館致しました。この白岡市生涯学習センタ-(こもれびの森)は、22万冊を越える蔵書が可能な図書館機能、白岡市の歴史を通史として学べる資料館機能、最大約500人を収容可能な多目的ホ-ルをはじめとした生涯学習施設機能を併せ持つ複合施設でございます。すべての人たちが生涯を通じて楽しく学び、憩い、交流することができる生涯学習・地域コミュニティ・文化創造の拠点として、多くの方々に親しんで頂ければと考えております。
今後も、本市の魅力あるまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、皆様のお力添えを賜りますよう重ねてお願い申し上げます。田口会長中心とした、高岩行政区自主防災会の益々のご発展と、ご参加の皆様方のご健勝とご活躍をご祈念申し上げます。