投稿日時:2018/7/4
黒沼・笠原沼用水路かんがい連絡会設立総会・会議
本日、黒沼・笠原沼用水路かんがい連絡会設立総会及び第1回連絡会議に出席しました。黒沼・笠原沼用水路の歴史は古く、享保13年(1728)に井澤弥惣兵衛為永によって見沼代用水(中星川)に中島圦を設けて黒沼と笠原沼を干拓し、この用水源の代わりに開削された水路と聞いております。
黒沼・笠原沼用水路土地改良区は、昭和49年には見沼代用水路土地改良区と合併して、土水路から柵渠水路にその後の埼玉合口二期事業によって、三面コンクリート水路に改修され現在に至っております。黒沼用水路と笠原沼用水路は、白岡市内を流れ田畑に水を供給しております。この度、この農業用水路に関する組合員の皆様への情報提供や意見聴取の場として、「黒沼・笠原沼用水路かんがい連絡会」が設立されることとなり、出席した委員やオブザ-バ-の方々に承認されました。出席者の皆様からは、私を会長にというお声を頂きまして、会長を仰せつかることになりました。今後、代表として頑張ってまいります。
設立後の第1回連絡会議では、平成30年度の通水、水配体制、気象状況、取水実績、工事予定等について報告を致しました。今年は、気象庁から6月29日に過去で最も早い梅雨明けの発表がありました。水不足が心配されており、今後の天候や上流のダムの貯水量が気になるところです。何事もなく、実りの多い秋を迎えられることを祈るばかりです。会議後、篠津除塵機、高岩除塵機、新堀除塵機、太田袋調節堰を見て回りました。