平成31年2月24(日)
本日は、柴山行政区班長慰労会にご案内を頂きました。柴山行政区の佐々木区長はじめ班長さんの皆様には、市政運営に多大なるお力添えを頂いておりますことに深く感謝申し上げます。特に、佐々木会長には、白岡市行政区長会長として全ての面でご指導頂き厚くお礼申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、様々なできごとがございました。うれしい出来事と致しましては、東洋経済新報社からは住みよさランキングにおいて、白岡市が、埼玉県では戸田市とさいたま市に次いで3位になったことでございます。これまで、皆様とともに進めてまいりましたまちづくりが、一定の評価を得たものと思っております。また、10月には、市民の皆様待望の生涯学習センタ-愛称〔こもれびの森〕が開館致しました。生涯学習、地域コミュニティ、文化創造の拠点としてこれまで多くの皆様にご利用頂いておりまして、過日入館者が10万人を突破致しました。本当に建設して良かったと思っております。しかし、多額の投資をしています[こもれびの森]は、造ることがゴ-ルではありません。造ったあとの活用・工夫如何によって、市民を幸せに出来ると思いますし白岡市を大きく変える可能性がありますので、今後様々な活用を図ってまいります。
当市は、市制施行後7年となりますが、近隣自治体と肩を並べられるほどに発展を遂げることが出来たと自負しております。これも、市民皆様のこ支援ご協力の賜物と感謝申し上げます。折しも本年は新元号となりますことから、白岡市も心機一転、新たなステ-ジにステップアップしていくと決意しております。4月に統一地方選挙など、皆様方には高い関心をお寄せのことが多いことと存じます。
国の経済に目を向けますと、アメリカのトランプ政権による貿易摩擦や通商問題、イギリスのEU離脱問題、中国経済の動向などの海外要因に左右されながらも、景気の拡大が6年2か月と戦後最長となったと報道がありました。しかしながら、本年10には消費税率10パ-セントへの引き上げが予定されており、消費の低迷が懸念されます。1月28日国会が開会されました。一般会計当初予算は、約101兆4500億円となりました。その中でも、消費税増税に備えた経済対策費2兆280億円を計上しておりますが、国は増税に向けた環境をしっかり整備し、実効性のある消費下支え策の実施を期待するところです。
本市におきましても、21日(木)平成31年度当初予算案を3月議会定例会に上程したところでございます。なかでも、皆様から頂いております、市税は、初めて70億円を突破致しました。家屋の増加に伴う固定資産税等の増収により、2年続けて市税の増収を見込めるところまでまいりました。一方、高齢化による扶助費の増加や国による幼児教育・保育の無償化などの動向を踏まえますと、市財政は楽観できる状況ではございませんので、一層財政健全化に努めてまいらなければなりません。
当市では、本年も、第5次白岡市総合振興計画基本計画で位置づけた3つの重点プロジェクトに最優先で取り組んでまいります。さらに、都市計画道路白岡駅西口線・白岡宮代線(東北道の両側に橋脚工事を開始)の道路整備の着実な進捗や教育の充実、福祉施策、防災施策など各分野の施策を展開してまいります。市民の皆様の幸せと本市のさらなる発展に向けて、魅力あるまちづくりに取り組んでまいりますので、柴山行政区の皆様方には、引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。柴山地区のますますのご発展と、ご参会の皆様方のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。