投稿日時:2011/12/21
《上田知事をお招きして》市制に向け小島卓町政報告会を主催
白岡町は、平成22年10月の国勢調査で人口が50,272人となり、市制施行の大きな要件の一つを満たしました。そこで現在、平成24年10月1日を目標に市制施行の準備を進めているところです。特に、12月8日の定例議会で「白岡町を白岡市とすることについて」の議案が全会一致で可決されたところです。そのため市制施行の後押しをするため、町内の有志の皆さんが、上田知事をお招きして町政報告会を開催するための実行委員会を組織してくださいました。
当日は、興実行委員長の小島町長と岡県議両者の町を思い、住民福祉に対する熱意に期待したいという格調の高い挨拶から始まりました。
続いて来賓の挨拶が高木隆三白岡町議会議長から始まり、岡重夫埼玉県会議員、森岡洋一郎衆議院議員、土屋品子前衆議院議員と続きました。
来賓の皆様から、全国的には人口が減少する中で白岡町が今でも増加していることは、白岡町が住みやすい良い町なのだというお言葉を頂き、市制施行に向け一段と自信を強めることが出来ました。
そして、当日東京の都道府県会館で開催された全国知事会に出席していた上田知事は、会議が長引き予定時刻に会場到着は難しいとの連絡が入りました。
そのため知事さんは車を降り、JR宇都宮線で白岡町駅まで来られ、わずか15分の遅れで会場に到着してくださいました。後を追った乗用車は、40分遅れて白岡に到着しました。この様に、県を思い白岡を思う知事さんのきめの細かい配慮と温かいお心づかいに、感謝の気持ちで一杯となりました。
続いて上田知事からご挨拶を頂きましたが、その中で「白岡の町民は自分のチャームポイントを良くしらないのではないか」という言葉には、ハットさせられるものがありました。今後は、私を含め町民の皆様がもっと白岡のことを良く勉強しなければならないと反省させられる一場面でした。
その後、上田知事と岡県議と私がパネルディスカッションを行いました。その中で、今年一年の思いを漢字一文字で書いて下さいという司会者からの設問がありました。上田知事は「乱」、岡県議は「倫」、私は「支」の文字をそれぞれ書きました。その心は、上田知事は国が乱れているから地方がしっかりしなければならない。岡県議は世の中は人がつくるもの、もう一度守るべき人の道を確認するする必要がある。私は、町民を初め多くの人々に支えられ今があるから、感謝の気持ちを込めこの一文字にしたと申し上げました。
私も今まで、このコミセンの会場で多くの催物を経験して来ました。しかし、本日の様に挨拶あり、パネルディスカッションあり、プロジェクターで「緑豊かな自然と歴史遺産に恵まれた白岡の未来」と題する映像が映し出されたり会場全員で、坂本九の「上を向いて歩こう」を合唱したり、こんなに皆様の気持ちが一つになり盛り上がったイベントを見たことがありませんでした。
そして、市制施行は始まりなのだと。本当の目的は「このまちに住んで良かった。そして住み続けたい」といって頂けるまちを住民の皆様とつくりあげて行くことなのだと深く心に刻む一日でした。