投稿日時:2015/8/12
まち・ひと・しごと創生本部並びに有識者会議・その2
白岡市まち・ひと・しごと創生本部会議並びに有識者会議を開催致しました。今回の第2回目の会議からは、今年度において目指すべきまちづくりの方向と人口の将来展望を示す「人口ビジョン」、また「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の具体的内容について協議を進めてまいります。
2回目となる今回の会議では、人口ビジョンの骨子案の協議を行いました。人口ビジョンは、国の「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」の趣旨を踏まえ、本市における人口の現状分析を行い、本市が抱える人口問題に関する認識を市民の皆様と共有するとともに目指すべき将来の方向と人口の将来展望を示すもので、本市における人口に関する最上位の計画として、今後策定される本市の各計画の人口推計の根拠となるものです。
今回、協議した骨子案では、国立社会保障・人口問題研究所が推計する2060年には白岡市の人口が約37,000人に減少するシミュレーションをベースに、合計特殊出生率や社会的な移動人口を踏まえたシミュレーションを出したところです。本部会議において、各シミュレーションを様々な観点から協議致しましたが、合計特殊出生率の上昇や移動人口を考えての将来推計人口が適切であろうとの結論に至り、2060年の白岡市の推計人口は約46,000人としたところであります。
この推計人口には、合計特殊出生率(2.07)の上昇など大きな課題もありますが、「人口減少」が市の地域社会に与える影響は大きく、課題を乗り越える取り組みが大変重要になります。今後の会議においては、有識者会議の皆様の意見を取り入れながら、「総合戦略」を協議し将来につなげるまちづくりを進めてまいります。