平成27年10月3日
小島すぐる市民連合では、日頃から白岡市政並びに埼玉県政に関心を持つばかりではなく、国政の諸問題についても勉強することが、地域を活性化させ日本を持続的に発展させるため必要と考え、昨年に引き続き今年も研修会を開催することにいたしました。
場所は高岩の後援会事務所、参加者は210名、テーマは「国政について」、講師は参議院議員で参議院自由民主党幹事長代行の関口昌一先生にお願いいたしました。その他、来賓として土屋品子衆議院議員、片山さつき参議院議員、古川俊治参議院議員、岡重夫埼玉県議会議員、藤井栄一郎白岡市議会議長を始め多数の市議会議員の皆様のご臨席を賜りました。また、祝電は上田清司埼玉県知事を始め沢山の方々から頂くことが出来感謝しております。
来賓挨拶の中でも、岡重夫県議会議員から頂いたお言葉「埼玉県と白岡市が、常に連携を深め協力し協働して行動することが、白岡市のため強いては白岡市民の幸福につながると考えています。ですから、私は今後とも小島市長と確りと協力と連携を図り、白岡市民のために働きたいと思います。」は、今後の市政運営に当たり、非常に大切なことであると私の心に深くとどめるところとなりました。
関口先生の講演が始まる頃は、会場が女性の皆様で埋め尽くされてしまいました。本日の参加者は、70%近くが女性なのでそれも当然と思いました。最近の安倍首相のキーワードである「1憶総活躍社会」を白岡がいち早く先取りし実行した様な観となりました。本日のテーマは「国政について」と幅を持たせたのは、最近国政の中には重要課題が複数あるため、皆さんにいろいろ大切な問題を勉強してもらいたかったからです。
関口先生の講演内容は、以下のようになります。第1のテーマは、「安全保障関連法制について」です。これは、よく戦争法案だといわれますが、そうではなく抑止力を高め戦争を防止することが目的です。誤解のないよう我々国会議員が、国民皆様に丁寧に説明する必要があると思って居ます。第2のテーマは、「地方創生について」です。これは人口増を図り、雇用の場を増やし地方を強くして、その結果として国を活性化するものです。ですから今後とも大切な課題です。第3のテーマは、「財政について」です。デフレ脱却と財政再建というブレーキとアクセルの様な相反する政策を同時に実行しなければならないので大変難しい問題です。しかし、10%に消費税を上げることには、ご理解頂きたいと思います。第4のテーマは、「議員年金について」です。これは国会議員の年金を国民の皆様とおなじ様なレベルにするため、減少して行くというものです。私は、大賛成ですので今後とも強力に推し進めて行きたいと思います。
日頃はなかなか、国会議員と市民の皆様が語り会う機会はそう多くはないので、会場から質問を受け付けることにしました。第1の質問は女性からでした。「空家問題をどうとらえているのか?」というものです。空家を壊して更地にすると土地に対する税金が上がってしまうので、税制の改正が必要でありさらに東京など大都市に人口が集中することも防止しなければならないとのお答でした。
第2の質問は、「軽減税率をどの様に考えているのか?」というものです。軽減税率は、消費税アップに対する低所得者層を救済する手段ですが、その実施方法については、まだまだ議論し知恵を出し合う必要があるとのお答えでした。
第3の質問は、「地方創生のための新型交付金は、地方間に格差を生じさせてしまうのではないか?」というものです。これからは、国が一定の政策を地方に
押し付けるのではなく、地方がそれぞれの特徴を生かし自分にあった「提案をしてもらう」ということです。ですから、地方も自分のこととして真剣に考え「新しい提案」を出してもらえば、それぞれの生きて行く道はあるとのお答えでした。
研修会終了後は、秋晴れの下で白岡産のこしひかりの新米を炊きサンマを焼いて懇親会となりました。市民の皆様が白岡の最近話題、①先の知事選では、上田知事の得票率が、白岡では67.7%で県内40市中2番でよかった。②夏の高校野球は、白岡高校が準優勝まで行き夢と感動を与えてもらえて嬉しかった。③これからは、市役所でパスポートがもられる様になって便利になった。④圏央道が10月31日に県内全線が開通し、その前の10月24日に「ウォークヘェスタ2015」が開催され、高速道路の上を歩くことが出来るので、こんなことはめったにないので是非参加したい。など市民の皆様の楽しそうな幸せそうな会話を聞きながら、私は更なるまちづくりのため、気を引き締め将来を見据え、着実な歩みを進めなければいけないと思うのでした。