投稿日時:2016/8/23
災害時における被災者等相談の実施に関する協定調印式
平成28年8月22日(月)
本日は、埼玉司法書士会の山嵜会長をはじめ皆様方には、大変お忙しいところ、そして台風9号が関東地方直撃の恐れのある中、「災害時における被災者等相談の実施に関する協定」の調印式にご出席を賜りまして厚くお礼申し上げます。また、本日、この協定を締結するにあたり、ご尽力を頂ました皆様方に改めて感謝を申し上げる次第でございます。 さて、近年は全国各地で自然災害が猛威を振るっております。集中豪雨や台風による記録的な大雨をはじめ、昨年度は鬼怒川堤防決壊による水害による災害が発生しております。
また、先の熊本地震では2度にわたる直下型地震が発生し、家屋の倒壊や地すべり土砂災害により、多くの尊い命と貴重な財産が失われるなど甚大な被害が発生し、今もなお多くの方が避難生活を余儀なくされている状況でございます。
白岡市では、全国市長会の要請により、被害地御船町に罹災証明発行するための現況調査に2名の職員を派遣致しているところですが、今後も条件が合いましたなら派遣する方針でありますが、ただし専門的な業務に携われる職員には限りがあります。幸い当市では、近年大きな
災害には見舞われておりませんが、災害に絶対と言う言葉は無く常に備えは万全を期しておかなければなりません。
災害は、いつ何時発生するかわかりませんが、ひとたび発生致しますと、平穏な生活が一変しますと同時に、財産や相続、補償に関する問題や不動産登記など法的な問題が発生致します。こうした災害時において、専門的な知識と経験を有する司法書士の皆様方に様々な相談に応じて頂けることは、市民にとってもまた行政にとりましても大変ありがたく心強いものでございます。
「安全・安心なまち」の実現は、行政のみでは限界がございます。また、災害対策に終わりはございません。本日のこの協定を機に、災害時だけではなく平時におきましても、埼玉司法書士会の皆様との連携をさらに深め、協力体制の強化に努めてまいりますのでご厚誼頂きたいと存じます。
今後とも、白岡市の防災・減災事業に対しまして、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、埼玉司法書士会の益々のご発展と、ご出席を頂ました皆様方のご健勝とご活躍をご祈念申し上げます。
*その他、地下鉄7号線建設誘致期成同盟会総会には出られませんでした。関係皆様には、失礼
致しました。