投稿日時:2016/11/9
白岡市母子愛育会80周年記念式典
平成28年11月8日(火)
本日は、白岡市母子愛育会が設立80周年を迎えられ、記念式典が盛大に開催されましたので、心からお祝いを申し上げました。白岡市母子愛育会の輝かしい80年の歴史を回顧する皆様のご胸中は感慨無量であるものと拝察致します。
また、日ごろ、母子愛育会の皆様におかれましては、子育て支援を中心として、保健センタ-や教育委員会などの事業に広範多岐にわたりご協力を賜り、本市のまちづくりの推進に多大なるご尽力を頂いておりますことに深く感謝申し上げる次第でございます。
ご案内のとおり、昭和11年全国で初めて日勝村が愛育村の指定を受けて以来、白岡市母子愛育会は地域の女性たちが母と子の健康と幸せを願い、熱心な活動を続けてこられました。昭和30年から40年代にかけては、妊産婦や乳幼児の健康に関する知識を広め、衛生状態を高めることで乳児死亡率を大きく低下させるという目覚ましい成果に貢献されたとの記録も残っております。
皆様の活動は、白岡に生まれ育った未来を創る子どもたちを守るために、惜しむことなく自らの時間と手をかけてこられたものであり、時代が移り変わっても今日まで伝承されてきたことと深く敬意を表する次第でございます。そして、皆様のご努力は全国的にも認められ、恩賜財団母子愛育会総裁秋篠宮妃紀子殿下が白岡市母子愛育会をご訪問くださり、皆様の活動を御覧になったことは、白岡市にとりましても大変に誇らしく名誉な出来事でございました。総裁から頂いた励ましやねぎらいのお言葉は、会員の皆様の心に深く刻まれたことと存じます。
今、日本では人口減少を背景に、国を挙げて「地方創生」に取り組んでおります。白岡市も暮らしやすく愛着の持てるまちづくりを目指し、さまざまな施策の展開を進めおりますが、その土台には互いを思いやる心で人々がつながり合う風土が大切です。このようなことからも、「愛育の心」を掲げる貴会の活躍は大きな役割を担っているものと存じます。どうか、今後とも市政へのより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
今後も白岡市のすべての子どもたちが、温かい人々の輪の中でのびやかに育っていくことを願い、またご参会の皆様のご健勝とご活躍、母子愛育会の益々のご発展を心よりご祈念申し上げます。なお、式典終了後は記念講演として、大場エミ様の「愛育班活動100年の未来に向かって」が行われました。その後に、アトラクションとして、ピアノ演奏等もおこなわれました。
*その他、午前9時には、白岡市小中学校合同音楽祭に参りました。また、午後2
時30分には、ハロ-ワ-ク合同企業説明会に参りました。