平成28年12月25日(日)
只今、白岡市の重要政策であります、平成29年度一般会計当初予算と第5次総合振興計画後期基本計画プロジェクトの協議が最終段階であります。まず、平成29年度一般会計当初予算の総額でありますが、150億円を超える過去最高の規模となる見込みでございます。
このうち歳入でございますが、皆様から頂き最も予算に影響のあります市税につきましては、歳入の約46%を占めることとなりますが、景気回復による個人及び法人市民税の伸び及び西部産業団地の整備などに伴う固定資産税の伸びを見込みまして、平成28年度に対しまして2億Ⅰ、700万円増の、69億8、700万円の計上を見込んでおります。
次に、主な事業としましては、土地基盤整備として白岡駅西口地域整備推進事業と白岡駅西口線改良事業です。教育関連事業として、生涯学習施設整備事業と小・中学校エアコン導入調査事業、大山小学校複式学級化の対応としての市費負担教員採用の事業です。子育て支援関連事業として、学童保育所新設事業と賃貸物件による保育所整備事業です。商工観光及び農政関連事業として、白岡市店舗・住宅リフォ-ム資金補助事業、なし栽培農機具導入支援事業です。その他、白岡中学校周辺区域土地利用推進事業、大山・菁莪地区活性化推進事業などの計上を見込んでおります。
次に、第五次総合振興計画後期基本計画プロジェクトであります。現行の第五次白岡市総合振興計画前期基本計画の計画期間が平成28年度で満了となること、また当市を取り巻く少子高齢化の進展や地方創生などの社会動向に的確に対応するため、総合振興計画基本構想の一部見直しと後期基本計画の策定を進めています。
今般は、まず重点プロジェクトとして3つのプロジェクトを立ち上げます。
一つは、「まちのにぎわい創出プロジェクト」です。これは、白岡中学校周辺区域における都市的土地利用を推進し、人やモノが集まる都市機能を集中させて,賑わいの創出を図るものです。
二つ目は、「地域活性化プロジェクト」です。これは、人口減少や高齢化が顕著に現れている地域の活性化や生活利便性の向上を図り、定住人口、交流人口の増加を目指すものです。
最後は、「白岡こども・ゆめ・みらいプロジェクト」です。市の未来を担う子ども達が、市に愛着と誇りを持ちずっと住み続けたいと思えるよう、子ども達の将来の夢と希望を応援するものです。さらに、企業誘致の推進を進める等のため、土地利用基本構想図の改定も行います。今後は、市民の皆様の意見をお聞きし、また議会でお認め頂いた後、来年4月から施行してまいる予定です。
今般の第5次白岡市総合振興計画を指針として、「未来につながるまちづくり」を進めてまいります。これらにつきましてが、今年白岡市がまとめ上げます最重要政策でありまして、現在最終協議調整を行っておりますので、間もなく皆様にご判断頂けます。