投稿日時:2017/4/22
民生委員・児童委員協議会総会
本日は、白岡市民生委員・児童委員協議会の総会にご案内を頂き、ご挨拶をする機会を頂きました。只今は、民生委員・児童委員協議会の総会が、滞りなく終了致しましたこと、誠におめでとうございます。また、平素より民生委員・児童委員の皆様には、当市の福祉行政に対しましてご支援とご協力を賜り厚くお礼を申し上げる次第です。
さて、民生委員制度は、平成29年に制度創設100周年を迎える大変歴史と実績のある制度であります。この民生委員制度は、大正6年に岡山県で創設された済世顧問制度が始まりとされておりまして、当初は主に生活に困窮された方々の支援を目的としたものであったようです。それ以来100年にわたり、自らもその地域の住民の一員として、地域に暮らす住民の視点に立ち、安心して住み続けることができる地域づくりにご協力頂いております。
このような長い歴史を引き継ぎ、その自負と誇りをもって、日々活動されている民生委員・児童委員の皆様の功績は誠に大きく、またこれからも地域になくてはならない重要な存在であることは,申し上げるまでもございません。
また、我が国の少子高齢化は世界的に例を見ないスピ-ドで進行し、近年「地域のつながり」や「家族のきずな」の希薄化が指摘されております。このような社会状況を背景に、高齢者の孤独死や児童への虐待、若者の引きこもりなどが問題となっており、多岐にわたる福祉課題を解決するためには、市民や地域団体、ボランティア団体、福祉事業者、行政が相互に連携して取り組むことが必要であります。
こうした状況の中、民生委員・児童委員の皆様におかれましては、地域に暮らす身近な相談相手として、医療や介護そして子育ての不安と地域住民が抱える福祉課題が解決できるよう、各行政機関をはじめ必要な支援へのパイプ役となり、地域福祉の要として、今後ともご協力頂きますようお願申し上げます。
*その後、平成29年度白岡市教育委員会・校長会・教頭会合同歓送迎会に
いりました。