平成29年6月22日(木)
本日は、平成29年度南彩農協白岡梨部会通常総会にご案内頂きまして、誠にありがとうございます。ただいまは、梨部会の平成29年度の事業計画、規約変更、役員改選などに関する議事のすべてが、円滑のうちに原案どおり可決されましたこと、心よりお喜び申し上げます。また、日ごろ皆様方におかれましては、地域農業の振興をはじめとする市政運営に多大なるご理解とご協力を賜り、心から厚くお礼申し上げます。
さて、申し上げるまでもなく、白岡市の梨は、市の特産品になっておりまして、その歴史と伝統に裏打ちされた品質は、県内はもとより全国的にも好評を博しているところでございます。また、ふるさと納税に対する返礼品としてご提供を賜り、重ねてお礼申し上げます。白岡梨部会の古武会長をはじめ役員皆様方のご尽力と生産者皆様方のたゆまぬ栽培技術の研究に対して、深く敬意を表する次第でございます。一方で、市における農業を取り巻く環境は、農業者の高齢化や担い手不足の深刻化、非効率な土地利用といった厳しい状況に直面しております。このような環境の下市と致しましては、梨の苗木や防除ネットの購入に対する助成に加え、本年度から梨農機具導入支援事業を始めたところでございます。
今後も、国や県の農業政策を最大限に活用しながら、都市近郊という地域特性を生かした魅力ある農業を展開していくとともに、特産品である梨のPRをしてまいります。どうか、皆様方におかれましては、今後とも会員相互の連絡を密にされ、梨栽培をはじめとする地域農業の振興を図って頂き、市政進展のためにも、より一層のご協力とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
さて、今年度、白岡市は、単独市制施行から5周年を迎えます。これを記念して、式典や冠事業、市のPR事業、各団体等との協賛事業等を開催していく予定でございます。このなかでも初めての試みとなりますが、5本の道路の愛称募集を行う予定でありますので、皆様も応募され命名されるようご期待申し上げます。記念事業は、単なるお祭りにするのではなく、将来に渡り子ど達や大人までの方々が夢と希望をもてるまちになるよう皆様とともに努めてまいりますので、ご支援とご協力を下さいますようお願い申し上げます。
また、市政におきましては、地域活性化プロジェクトとして総合振興計画に位置付けました、「大山・菁莪地域活性化推進事業」を立ち上げたところでございます。この事業は、慶応義塾大学との連携により「地域活性化」と「利便性の向上」を目指しているものでございます。そして「白岡こども・ゆめ・みらいプロジェクト」につきましては、市を挙げて市内の子どもたちの夢や希望を応援するまちづくりに取り組むものであり、水のふるさと見学ツア-やこどもワ-クショップなどを実施致します。
更に、28年度のことですが、埼玉東部消防組合管内では、交通事故も少なく、火災も少ないです。また、春日部斎場管内では、死亡者が少ないです。さらに、平成29年度の個人住民税額が確定したところでありますが、前年度よりも1億1千万円増額の32億円となっておりまして、市民皆様の納税増額を大変有り難く存ずる次第であります。このように、只今当市は堅実なまちづくりが進んでいるものと存じ、皆様方に改めまして感謝とお礼を申し上げます。
このような中ではありますが、一つ十分注意が必要なことがございます。それは、7月5日(水)午前10時15分ころ、全国一斉に緊急地震速報訓練に伴うシェイクアウト訓練が行われます。ピロンポロ-ン、ピロンポロ-ン、とチャイム音が、自動的に市区町村の防災行政無線からサイレンや音声放送でお伝えするシステムです。白岡市でも防災行政無線から緊急地震速報が放送されます。無論訓練放送ですので、間違いのないようご注意下さい。そして、身をかがめたりなどの訓練は是非実施して下さるようお願い致します。
沢山の課題のあります行政ではありますが、今後とも人と人との和を尊び、新しいまちづくりに取り組んでまいります。皆様方が豊かな実りの秋を迎えられますようお祈り致しますとともに、南彩農協白岡梨部会のますますのご発展と、ご参会の皆様方のご健勝とご繁栄をご祈念申し上げます。